スマスロを４０台以上設置しているパチンコホールは計５１軒、「エリートサラリーマン鏡」の導入で何処まで増えるのか注目したい

２０２２年１１月２１日からスマスロの導入が開始されたことは周知の通りだ。新たなゲーム性として「メダルレス機能」が採用されたことも含めて、パチスロ新時代の幕開けと評しても過言ではないだろう。

まずは第１弾として３機種が導入済みとなっている。導入規模では「革命機ヴァルヴレイヴ」が頭一つ抜けており、（ホームページ上で設置台数を記載していたホールの合計台数をカウントすると）約１万７０００台となっていた。

次いで「バキ　強くなりたくば喰らえ！！！」が約１万１０００台、そして「リノヘブン」が５０００台となって３機種合計で３万３０００台ほどが市場に投入されている。

なお、機種ごとの最多設置ホールを見てみると、「革命機ヴァルヴレイヴ」では香川県の巨艦店舗『ｎｉｋｋｏ高松中央店』と福岡県の大型パチスロ専門店『ＥＶＯ３（イーヴォスリー）』が最多でともに３６台が導入済みとなっていた。

「バキ　強くなりたくば喰らえ！！！」においては、大阪府堺市で２０２０年１１月にグランドオープンした『ラクエンプラス』が４２台の大量導入を行っている。また「リノヘブン」では、関東圏で大きな存在感を発揮しているガーデングループの旗艦店『新！ガーデン八潮店』が４０台を設置して２位に大差を付けていた。

ちなみに３機種の合計台数でも『新！ガーデン八潮店』が７６台となり、編集部調べにおいては全国最多である。（ユニット不足がささやかれる中でも）一部の有力ホールはやはり積極的な導入姿勢を見せていて、既に４０台以上のスマスロを設置済みの店舗数は計５１軒に上っていた。

なお、上位店舗を地域別でみると想像以上に首都圏に偏っている印象だ。これまでは（こうした新設備の導入において）西日本に位置する店舗の方が積極的なイメージがあっただけに少し意外と感じる方も居るかもしれない。

とはいえ明日からは「ＨＥＹ！エリートサラリーマン鏡」がいよいよ導入初日を迎える。スマスロにおいて本命機種とも称される機械だけに、ユーザー側もホール側も大きな期待を寄せていることだろう。

こうしたスマスロ勢力図が大きく変わるかもしれない。大量導入ホールの動向も含めて注目したいところだ。

スマスロ導入数の全国上位５１店舗一覧（４０台以上の設置ホール）

※2022年12月1日時点（編集部調べ）