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平和が2023年3月期決算を発表、販売台数の増加により大幅な増収増益を達成

平和は12日、2023年3月期の連結決算を発表。売上高1422億9000万円(対前期増減率プラス17.1%)、営業利益269億500万円(同プラス162.9%)、経常利益266億3100万円(同プラス154.4%)、純利益206億8500万円(同プラス843.1%)。新型コロナウイルスの影響に伴う、遊技機事業における販売台数の増加及び販売価格の上昇、ゴルフ事業における来場者数の増加及び顧客単価の上昇等により、大幅な増収増益となった。

遊技機事業においては、パチンコ機は「戦国乙女 LEGEND BATTLE」(1万7103台販売)、「ルパン三世 消されたルパン2022」(8769台販売)等を発売し、販売台数は8タイトル8万322台(前期比プラス1万7227台)。パチスロは「バキ 強くなりたくば喰らえ!!!」(1万9988台販売)、「BIG島唄30」(1万台販売)等を発売し、販売台数は5タイトル4万6572台(前期比プラス1万6841台)。

売上高はパチンコ機・パチスロ機ともに販売台数が増加したことに加えて、販売価格の上昇により増収。利益面は販売台数の増加、売上原価の低減および前期実施の希望退職制度による人件費圧縮により、前期比で大幅に増加。その結果、セグメント別の売上高は506億7800万円(前期比プラス39.8%)、営業利益は151億5500万円(前期は営業損失6億700万円)となった。

ゴルフ事業では、旺盛な需要を取り込んだ価格設定を行うことで顧客単価は上昇。また、全国的に天候に恵まれたことにより引き続き来場者数が好調に推移したことに加え、前期に取得したゴルフ場が貢献し、セグメント別の売上高は916億1100万円(前期比プラス7.4%)、営業利益145億8200万円(同プラス9.8%)と、売上高、利益面ともに前期比で増加した。

今後の見通しとして、遊技機事業においては「プレーヤーの心をつかむ遊技機開発と市場導入の実施」「企業価値向上施策の実行」「筋肉質な企業体質の確立」に取り組み、パチンコ8タイトル7万9000台(前期比マイナス1322台)、パチスロ7タイトル6万1000台(同プラス1万4428台)の販売を計画。またゴルフ事業では、「売上の拡大」「業務改革の実行」「良質なゴルフ場取得の継続」「持続的な成長を支える組織・体制の構築」を重点方針として、更なる成長を目指していくとしている。

以上を踏まえ、2024年3月期の連結業績予想は、売上高1546億円(前期比プラス8.7%)、営業利益300億円(同プラス11.5%)、経常利益287億円(同プラス7.8%)、当期純利益210億円(同プラス1.5%)とした。


コメント:2件 コメントを書く

  1. 姿、形を変えて日本のIR事業に参入しようとしています。献金により擁護する政治家、天下り先確保の役人、スポンサー関係のマスコミはこの業界側の人達です。
    ぱちんこ、パチスロは犯罪を生み出す温床です。どうか皆さんの監視をお願いいたします

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  2. 一つもヒットしてないのに台数売れて増益。先行きが末恐ろしい。

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