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スマパチ「牙狼」を48台設置する『ラッキープラザ名古屋西インター七宝店』を視察、「牙狼」推しのパチンコホールだった

「P牙狼GOLD IMPACT』をベースとしたスマパチバージョン「e牙狼 GOLD IMPACT 348ver.」が、5月22日より『ラッキープラザ名古屋西インター七宝店』に48台導入されている。同店は日本で唯一の導入店舗となっており、HPでは歴代「牙狼」シリーズが全国屈指の高稼働を誇る同店へサンセイR&Dより提案があったとの説明がなされている。

スペックは下記の通り。

【スペック概要】
■実質大当り確率:1/348.59
Cタイム引き戻し率:約10%
■賞球数:1(ヘソ・電チュー)&5&1&15
■RUSHトータル突入率:約51.9%
■RUSHトータル継続率:約82.9%(Cタイム引き戻し込)
■出玉:1500個(10R)

実質大当り確率の変更とCタイム追加によって既存スペックから出玉性能を強化したタイプだ。

Cタイムは「祝CHANCE」演出として追加されており、初当りの一部またはRUSH終了時などに発動。引き戻し率は約10%と既存のスマパチの中では期待度は低めとなっている。またその他にも遊技カスタムに「先バレ演出」を搭載。スマパチ化によって変更された上皿部分は左側に持玉表示や計数ボタンが置かれ、大部分は入賞時フラッシュや出玉払い出し時に発光する「Gライナー」なるLEDに置き換わっている。

5月25日木曜夕方に『ラッキープラザ』を訪れると、入口すぐのスマパチコーナーや「牙狼」コーナーへ「スマパチ牙狼GI」が設置されていた。同店の「牙狼」コーナーは「スマパチ牙狼GI」のほか、「P牙狼GI」51台、「P牙狼月虹ノ旅人 GIGA GHOST Ver.」40台と大きな島が並んでおり、巨大な「ザルバ」や「牙狼斬馬剣」の装飾が目を引く。入口に置かれた「牙狼剣」を模した消毒液や「スマパチ牙狼」導入ののぼりなど、「牙狼」推しの店舗であることはひと目で明らかだ。

『ラッキープラザ名古屋西インター七宝店』

「牙狼」コーナーの稼働状況は「牙狼月虹ノ旅人GG」が最も人気で空席がわずかに残るのみ。「GOLD IMPACT」はスマパチが7割程度の稼働、P機版はおよそ2割と流石に空席が目立っていた。同日に視察した他店はパチンコ稼働自体が落ち込み、「エヴァ」や「Re:ゼロ」といったごく一部の機械以外は厳しい状況で、「P牙狼GI」は既に減台が進んでいたケースが目立ったが、『ラッキープラザ』では旧機種も含めて「牙狼」シリーズが最も賑わっている。パチスロを含む他主力機は他店と同様の客付き状況であり、「牙狼」シリーズの人気分だけ他店よりもアドバンテージを取れていると感じられた。

基本的に演出自体は既存機から変化はないため、スマパチ版を遊技する魅力は出玉性能部分のみとなる。「先バレ演出」についてはある程度既存機を打ち込んだユーザー向けにうまく機能しているし、筐体自体もむしろスマパチのほうが違和感のないデザイン・仕様と、個人的にはスペックよりも快適さの向上が嬉しい。

一方で初当りが重くなった点に対して突入率・継続率はCタイム部分での上昇と、他スマパチよりも重い突破率約10%のCタイムがより厳しさを感じさせる。「P牙狼GI」の時点で挙げられていた液晶サイズによる演出の見辛さや上部が飛び出てデータランプを完全に隠す筐体といった主な不満点は当然変わらない。同機よりも「月虹ノ旅人GG」に人気が集まっているのも細かい不満点の積み重ねによるものと思われる。

仮にP機よりも先にスマパチ版が全国導入されていたとしても、導入数が伸ばせない分だけ貢献期間は伸びそうだが不満点が重なるために機械評価は既存のP機と変わらないのではなかろうか。ただし店舗側が粘り強く育成できるのであれば「牙狼」に限らず、様々な機械は主力になるポテンシャルを秘めている。今回の視察では機械の評価よりも、店舗主体の営業が出来ている数少ない良ホールとの印象が勝った。


コメント:11件 コメントを書く

  1. 騙されては、いけません。出ません!!

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  2. どうでもいいわ糞パチンコ屋の話題なんか!はよ潰れろ!( ^ω^ )

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