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お盆休み明けに閉店するパチンコ店が続出して8月は61軒が閉鎖される、その内2割以上のホールが店内以外での告知を行っていなかった

2023年8月期におけるパチンコホールの閉店数(休業含む)は、現時点で61軒確認されている。これにて本年の累計閉鎖数は390店舗を超えており、間もなく400店舗に。

ちなみに2020年以降の年間閉店数はおよそ600軒⇒600軒⇒800軒と推移しており、2023年も今のところ600軒が市場から姿を消すペースだ。

お正月・GW・お盆休みといった大きな繁忙期は終わったことで、年内に閉店するホールは多少減るはずだが、それでも依然として業界全体の苦境は続いていると言わざるを得ない。

なお、61店舗の平均設置台数は388台となり、閉店するホールの規模が少しずつ大きくなっているともいえるだろう。昨年までに小規模店の淘汰が相当進んだこともあって、閉鎖対象が徐々に中規模ホールへと移っている。

そんな中で最多台数だったのは、広島県福山市の『メガサイバーパチンコ光南店』で1139台だ。「JR福山駅」から1キロ超ほど南側に位置しており、近隣には多数の競合店が林立しているパチンコ激戦区である。

業界第4位の経営ホール数を誇る「ガイア」グループでは同店も含めて8月に計4店舗を閉鎖していて、残りは84軒まで減少することに。コロナ前には150店舗ほどを営業していたことを思えば、文字通りの閉店ラッシュといったところか。

また、大型ホールの閉店としては総設置台数866台の『123山鹿店』にも注目が集まったもの。2020年2月にグランドオープンを果たした店舗だったが、3年半ほどでの撤退となっている。「延田エンタープライズ」グループにおけるコロナ禍以降の店舗閉鎖はこれが20軒目だった。

なお、こうした大手チェーンはもちろんのこと、閉店するホールの多くは(店内告知だけでなく)ホームページなどでも閉鎖する旨の告知を行っているのが普通だ。今では貯玉システムを導入している店舗が大半のため、それらの精算を促す意味合いもある。

しかしながら8月期に閉店・休業した61店舗の内、2割以上のホールが店内以外での閉鎖告知を行っていなかった(ホームページやツイッターなどで確認されなかった)のは気になるところか。

業界全体のイメージダウンを避けるためにも、最後は感謝の気持ちを伝えて綺麗に終わって頂きたいものである。


コメント:101件 コメントを書く

  1. 月100軒目指してドンドン潰れろよ

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  2. これは悪質すぎるやろ・・・

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