兵庫県遊協、統一オーナーブロック会議を開催

兵庫県遊技業協同組合（兵遊協）は１９日、神戸市中央区のＡＮＡクラウンプラザホテル神戸において、統一オーナーブロック会議を開催。組合員ら約３００名が参加した。

冒頭、平山龍一理事長は「政府が認めた大阪でのカジノを含む統合リゾート計画により依存問題対策がクローズアップされることは火を見るより明らか。のめり込み、依存問題は社会的関心が非常に高く、業界における対策実施にあたっては県民からどう見られているかという視点が欠かせない」と述べ、依存家族からの視点を大事にしていかねばならないとした。

続いて、兵庫県警保安課の山下義宏調整官による行政講話「パチンコ営業の健全化について」では、「広告宣伝の運用」「のめり込み、依存防止対策」などについて適正な運用を求めた。また、「社会学から見たギャンブル依存」をテーマに講演した都留文科大学の早野教授は、科学的データをもとに理論武装する重要性を説き、業界がすべきこととして、感情論ではなく、ギャンブルや依存症に関する正しい知識を身につけることなど４点について解説した。