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パチスロは好調維持、パチンコは低迷続く ~シーズリサーチが第94回パチンコ景気動向指数調査報告書を公表

シーズリサーチはこのほど、パチンコ業界における景気動向の判定を目的に四半期ごとに実施している「パチンコ景気動向指数(DI)調査」の94回目となる報告書を公表。過去1カ月の収益・売上・粗利などから判断される全般的業況は前回より5.1良化し、プラス19.2ポイントまで回復。3カ月後はさらに17.8ポイントと現状維持の見通しとなっている。

稼動状況については、パチンコがマイナス41.1ポイント(前回比15.9良化)、3カ月後はマイナス42.5ポイントと見通しは依然として明るくない。また、パチスロは41.1ポイント(同6.6悪化)と後退。3カ月後は39.7ポイントと好調の維持を見込む。

今後3カ月の営業施策について、設置台数を増減差(増台‐減台)で見ると、パチンコ設置台数はマイナス31.9ポイント(前回比8.7悪化)となり、5期連続でマイナス圏で推移。一方、パチスロ設置台数は36.2ポイント(同8.4悪化)と、やや落ち込むもプラス圏を維持した。

また、遊技機の購入費について購入費の増減差(増やす-減らす)で見ると、パチンコ新台はマイナス37.5ポイント(前回比4.3良化)、パチスロ新台は、31.3ポイント(同16.9悪化)。パチスロ新台はプラス圏を大幅に上回っているが低下傾向が見受けられる。

なお、今回の調査は2023年9月14日から9月29日にかけて実施し、48企業より回答が得られた。


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