セガサミー文化芸術財団が「メセナアワード２０２３」のメセナ大賞を受賞

一般財団法人セガサミー文化芸術財団が運営するダンスハウス「Ｄａｎｃｅ　Ｂａｓｅ　Ｙｏｋｏｈａｍａ（ＤａＢＹ）」はこのほど、「メセナアワード２０２３」（主催・公益社団法人企業メセナ協議会）の「メセナ大賞」を受賞した。

「ＤａＢＹ」は、ダンスを中心とするパフォーミングアーツ作品の創作を目的に、地域や文化芸術の愛好家のために開かれたダンスハウス。２０２０年６月にオープン以降、ワークショップや実験的なトライアウト公演の企画・運営、海外アーティストやカンパニー招聘、ダンスアーカイブ事業などを行い、振付家やダンサーのみならず、様々な分野のクリエイター、批評家、研究者、プロダクションスタッフ、そして観客の交流拠点を目指している。

今回、アーティストに作品創作の場を提供して、実験的なプログラムを企画し、社会にひらかれたダンスハウスとして多様な人々の交流を促進し、ダンス文化の発展と改革に向けて挑戦している点が評価された。

メセナアワードは、企業によるメセナ（芸術文化振興による豊かな社会創造）の充実と社会からの関心を高めることを目的に、前年度に実施されたメセナ活動を表彰するもの。２０２２年までに全国各地の優れたメセナ活動２４１件が表彰されている。