×

破綻から一夜、『メガガイア調布店』は変わらず盛況も設置機種や入替告知に影

10月30日の「ガイア」グループ破綻のニュースから一夜、編集部では同グループの旗艦店の一つである『メガガイア調布店』の視察に向かった。

同店は2022年8月にオープンしたガイアグループの最新店舗で約2年半ぶりの新規出店となっていた。調布駅前は元々『メガガイア調布パチンコタワー/スロットタワー』の2店舗・約1500台体制でガイアグループがシェアの大半を握っていたが、『メガガイア調布店』オープンにあたって『パチンコタワー』を閉鎖、残る『スロットタワー』も本年6月に閉鎖して一本化を図っている。

31日午後4時頃の稼働状況は設置台数1295台に対して客付き524人・稼働率40.5%と平日ながら賑わいを見せていた。

前日には破綻の報道が全国的に流されていたが店舗に変わった様子はなく、本年9月で創業39年を迎えたという告知が外装にも大きく掲示されている。店内も当然ながら普段通りにスタッフが仕事を行っており、1円パチンココーナーは高齢者を中心に8割近い稼働状況、通常貸玉も主力機を中心にしっかりと席が埋まっている。喫煙コーナーにはTVモニタが設置されており、視察時も全国ニュースがそのまま流れていたことから30日には店内で破綻のニュースを見た客も居たのではなかろうか。

店内外では直接破綻と関係するような要素は感じられず、ユーザーも普段通りに遊技している。ただし一部気になる点として、60台設置されていた「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」が10月中旬の入替で30台撤去されており、パチンココーナー中央の一部ボックスは様々なタイプの機械が同居するこざっぱりとしたバラエティーコーナーになっていた。また近隣の『コンサートホール調布店』では11月上旬の新台入替の告知が出ており、「スマスロ とある魔術の禁書目録」や「スマスロ劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[前編]始まりの物語/[後編]永遠の物語f‐フォルテ‐」など様々な機種の導入を予定していたが、『メガガイア』側は「とある魔術の禁書目録」1機種の導入告知が出ているのみで、パチンコ側も旧機種の導入告知のみに留まっていた。

特に今後の営業等についての案内もなく、普段通りに営業を続けていくものと思われる。なお小一時間ほどパチンコを遊技してみたがバラの一部は辛いなと感じさせる台もあったが、主力機は概ね稼働状況が示す通りで、都内の強豪店舗と比べても引けを取らないのではと感じる部分も多々あった。他のグループ店も同様に古い「ガイア」の印象から抜け出すことができれば再建の目は十分にあるのではないだろうか。


コメント:14件 コメントを書く

  1. そりゃ昨日の今日で客ゼロにはならないだろうけど。民事再生ってことは、メーカーや関連会社への負債を圧縮する(つまり借金を全額返さない)ってことでしょ。もう取引してくれないよ。だからこのあと新台は入らない。これでどうやって再建するの?半年後にはガイアは一店舗も残ってないよ。

    48
    5
  2. 提灯

    21
    4