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パチンコ参加人口は前年比50万人増の770万人、市場規模は14.6兆円と横ばい ~「レジャー白書2023」が発刊

公益財団法人日本生産性本部の余暇創研は10月31日、2022年の余暇活動に関する個人の意識や参加実態に関するアンケート調査の結果をまとめた「レジャー白書2023」を発刊した。

同書によると2022年のパチンコ・パチスロ参加人口(推計)は前年より50万人増の770万人。参加率は8.1%(前年比プラス0.8ポイント)、年間平均活動回数は31.9回(同プラス0.1回)、年間平均費用は8万8400円(同マイナス5800円)となった。

市場規模は14.6兆円と横ばいと推計。その要因については「パチンコは2年連続で増加したが、パチスロの減少により相殺された」としている。

なお、余暇関連市場規模は前年比プラス12.7%の62兆8230億円。2022年はコロナ禍に伴う行動制限の全面解除が行われたことにより、国内観光旅行をはじめとする外出を伴うレジャーが回復。一方で、動画鑑賞や読書といった在宅レジャーも好調が続いた。ただ、全体としてはコロナ禍による急激な落ち込みから回復に向かっているものの、コロナ禍前の2019年の市場規模には届いていない。

レジャー白書は、余暇活動調査等をもとに、我が国における余暇の実態を需給双方の視点から総合的・時系列的に分析・記録している唯一のもので、1977年の創刊以来通算47号目となった。


コメント:2件 コメントを書く

  1. 50万人増えて売上は横ばいとかありえないでしょう。
    一人あたりの平均利用額を薄めるための捏造としか思えない。
    依存症対策してないと批判されるからそうせざるを得ない

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  2. 賭博は刑法で禁じられています(一般論)

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