パチンコの販売台数が減少し遊技機事業は減収減益に、平和が2024年3月期第2四半期決算を発表

平和は9日、2024年3月期の第2四半期決算を発表。売上高667億1500万円(前年同期比マイナス5.9%)、営業利益121億7100万円(同マイナス20.6%)、経常利益114億4700万円(同マイナス24.4%)、純利益74億3600万円(同マイナス31.1%)となった。

遊技機事業においてパチンコ機では「eキャッツ・アイ」(1590台販売)や「シティーハンター 俺の心を震わせた日 凄ライトミドル」(1702台販売)などを販売し、累計販売台数は1万6672台(前年同期比マイナス2万2298台)。パチスロ機は「戦国乙女4 戦乱に閃く炯眼の軍師」(1万1471台販売)を販売し、累計販売台数は2万4518台(同プラス4364台)。パチスロ機の販売台数が増加した一方で、パチンコ機は前年同期に比べ減少。その結果、売上高170億4300万円(前年同期比マイナス27.3%)、営業利益21億6000万円(同マイナス69.0%)で減収減益に。

第3四半期以降は、パチンコ機では「eルパン三世 銭形からの招待状」、パチスロ機では「Lラブ嬢3~Wご指名はいかがですか?~」といった主力タイトルを発売予定のため、期初計画は据え置き、通期でパチンコ機は8機種7万9000台、パチスロ機は7機種6万1000台の販売を計画する。

ゴルフ事業では、堅調なゴルフプレー需要と収益構造改善の施策の奏功、旺盛な需要を取り込んだ価格設定による顧客単価の上昇、前期に取得したゴルフ場が貢献したことにより、売上高496億7200万円(前年同期比プラス4.6%)、営業利益113億7600万円(同プラス17.0%)と、増収増益となった。

なお、通期の連結業績予想に変更はなく、売上高1546億円、営業利益300億円、経常利益287億円、当期純利益210億円を見込む。


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  1. 他メーカー以上にスマパチへ積極的だったのがマイナスに響いたな。やはりスマパチの誕生そのものが失敗だった。

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  2. スマパチが無ければプラスかも。
    マジスマパチ無くせ。他の台まで皺寄せや

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