日遊協・女性活躍推進フォーラムの最終プレゼン、最優秀は「訪日外国人観光客に向けてパチンコを観光地の１つとする！」プロジェクト

日本遊技関連事業協会（日遊協）の人材育成委員会は２２日、令和５年度「第５回女性活躍推進フォーラム」をオンライン開催した。会員企業等２７社から女性正社員４３名が参加した。

総仕上げとなる今回のフォーラムは、８チームがそれぞれテーマを絞り、半年間かけて練り上げた企画のプレゼンテーションを行った。参加した女性社員たちを派遣した会員企業の人事、総務などの担当者も招かれ、その成果を確認した。プレゼンテーション後の投票でＥグループ「ｃｒａｙｏｎ（クレヨン）」チームの「訪日外国人観光客に向けてパチンコを観光地の１つとする！」プロジェクトが最優秀賞に選ばれた。

クレヨンチームの企画は、訪日旅行者に向けて、日本の娯楽文化であるパチンコをアピールし、集客という側面からアプローチするというもの。日々のホール現場における訪日旅行者の来店対応での経験をまとめて、パチンコの認知度アップ、店内でのおもてなし対応という着眼点を基本とした施策を提案した。一つ目のおもてなしは、近隣のパチンコ店を網羅したパチンコ店マップ（ピクトグラムによる観光案内図）および多くの訪日旅行者に認知を促す多言語対応のポスターの作成。二つ目は、店内を観光地のように対応するため、日本文化を象徴するような景品を充実させることを挙げ、御朱印感覚で各店オリジナルのキャラクターシールを用意するなど、訪日旅行者だけでなく、一般ユーザーの再来店の動機付けとしていく。さらに、文化体験の一つとしてパチンコホールを組み入れ、日本文化の身近な存在としてアピールしていくとした。