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名古屋駅前に大型パチンコ店が誕生、キング観光が新店『キング観光サウザンド名古屋駅柳橋店』をグランドオープン

東海地方を中心にパチンコホールを24店舗チェーン展開するキング観光グループ(本社・三重県桑名市)は昨年12月29日、『キング観光サウザンド名古屋駅柳橋店』をグランドオープンさせた。

同店は、名古屋駅から10分ほど歩いたところにある柳橋中央市場内の「中央水産ビル」跡地に建てられた完全新築店舗。遊技機設置台数1215台の巨艦ホールとなっており、昨年の年末にグランドオープンした店舗の中で1、2位を争う注目店舗である。

内装や機種構成は″若年層向け″

同グループが「中央水産ビル」跡地を取得したことが明らかになった際、「パチンコ店を核とした複合アミューズメント施設になる」などと報じる地元メディアもあったようだが、地上1階と地下1階がパチンコ店、2階から10階が(268台収容の)立体駐車場という構成。なお、パチスロがメインの地下1階はフロア全体が加熱式たばこプレイエリアとなっている。

店内に入ると最初に目につくのがアメコミ調の派手なデザインを取り入れた内装。特に地下1階は壁や絨毯、そしてトイレの中までアメコミ調のイラスト、カラフルなデザインで統一されていて、(アラフィフの)筆者は「少し落ち着かない」と感じられたところ。また、外壁にはパチンコ・パチスロの彫刻のようなモニュメントが多数張り付けられており、こちらも目を引いた。

(調査時の)機種構成は、パチンコではすでに全台が新規則機となっていて、「牙狼月虹」「エヴァ 未来への咆哮」「北斗9」「ガンダムユニコーン」の主要ハイミドル4機種をそれぞれボックス単位で導入。一方で「海物語」シリーズの比率が明らかに少ないと感じた。派手目の内装も含め〝若者向け〟が店舗コンセプトなのであろう。

パチスロは一部旧規則機が残っていたものの、「ハナハナホウオウ」「番長3」「バーサス」の3機種だけで、「チバリヨ」「沖ドキDUO」などの30パイ機、そして「バジリスク絆2」などのAT機をメインに据えている。

増台も視野か、今後の施策に注目

グランドオープンから約3週間が経過した1月21日午後の全体稼働率は約30%。「エヴァ 未来への咆哮」と新台の「Reゼロ鬼がかりVer.」はほぼ満席だったが、ほとんどの機種で空席が目立っていた。ただし、調査を終えた18時頃に再訪した時には、仕事帰りのサラリーマン層を中心に客が増え、盛り上がりを見せていたことを付け加えておきたい。

また、店舗ロゴにつけられた「1515」という数字が気になった。現在の設置台数は1215台だが、今後1515台まで増やすのだろうか。これからどのような施策で稼働を上げていくのか楽しみである。


コメント:13件 コメントを書く

  1. そりゃ、グランドオープンさんざん煽っておいて開始3日間全力ぶつこ抜きすれば客も飛びますわ

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    1
  2. あんな出さないグランドオープン生まれてはじめて出会いました。
    もう二度と行きません!

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