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全体の94%を「加熱式たばこプレイエリア」に、大改装したパチンコ店『マルハン八王子四谷店』がまずは順調な船出

業界最大手であるマルハングループが2022年4月22日(金)に3店舗同時のグランドリニューアルオープンを果たしている。

その内の1軒が東京都八王子市にて営業してきた『マルハン八王子四谷店』だ。同店は「四谷並木橋」からすぐの場所に店舗を構えており、総設置台数は640台の中規模ホールであった。JR八王子駅からは直線距離で4キロほど離れていて、近隣にはトワーズグループがドミナント展開しているエリアである。

なお、商圏範囲内に有力ホールは少なく、(八王子駅前に店舗を構える『PIA』の他には)特段目立つ競合店舗は見当たらない。ちなみに2019年末にグランドオープンしていた『デルパラ6あきる野店』辺りは文字通りの巨艦ホールであるが、位置関係的にもそこまで競合しているようには見えなかった。

こうした競争環境故に『マルハン八王子四谷店』が大型改装工事に入るというニュースを聞いた際には、少し意外だったというのが正直なところ。同時に、640台の中規模ホールから一気に大増床オープンになるのではないか。そんな予測もしていたものである。

いずれにしても、本年1月24日から3カ月間の休業期間を経て、満を持してのグランドリニューアルと相成った次第だ。オープン初日となる4月22日(金)の13時頃に視察すると、外観からはそれほど大きな変化は感じられなかった。たしか以前は食事処が店内にあったと記憶しているが、それが店外へと移設された程度だろうか。

その分、店内スペースは若干広くなっていたが総設置台数はほぼ変わらず、パチンコ機472台・パチスロ機181台の計653台だった。以前より13台の増加に留まっている。それでも島間はだいぶゆとりが出来ており、遊技環境面は明らかに改善されたといえる。

ちなみにパチンコ機40台のみが完全禁煙コーナーとなっていて、その他は全て「加熱式たばこプレイエリア」に設定されていた。実に全体の94%で遊技しながら加熱式タバコを吸えるようになっている。こうした取り組みはもはや一般的といえるが、嫌煙家からすればあまり歓迎できないトレンドかもしれない。

また、「1.12円パチンコ全3BOX」と「4円パチンコのライトタイプコーナー2BOX」においては各台計数機が採用されていたが、その他は全て玉積み方式となっている。コロナ禍以降は全台で各台計数機を取り入れるホールが一気に増加したものの、再びドル箱を利用する形へと戻りつつあるようだ。

ちなみに客付き状況については、さすがにオープン初日ということもあって店内は十分な活況を呈していた。低貸パチンコにはやや空席も見られたが、その他はほぼ埋まっている。GW商戦に向けて、まずは順調なスタートを切ったと評してよいだろう。近隣にお住まいのパチンコファンは是非一度訪れてみて欲しい。


コメント:46件 コメントを書く

  1. 加熱式も周りに無害、とはまだ言えないのに。紙タバコにしても、加熱式にしても、臭いが嫌い。禁煙のままでいいじゃん

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  2. 加熱式タバコを解禁は法の趣旨を理解してない愚行だ!売り上げが減ったんで解禁したのだろうがこれでコンプライアンス遵守とは言えるのか?

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