コロナ禍以降では３軒目となる店舗閉鎖、高知県南国市のパチンコ店『セントラル南国店』が５月８日を以って長期休業へ

高知県南国市にて営業してきたパチンコホール『セントラル南国店』が２０２２年５月８日の営業を以って長期休業となることが告知されている。

同店は国道１９５号線沿いに位置しており、総設置台数は２３４台の低貸専門店であった。近隣にはグループ店舗となる『セントラルディーボ南国店』が店舗を構えていることに加えて、約５キロ離れたところには『セントラルディーボ山田店』が屋号変更の上で先日グランドオープンを果たしたばかりだ。

こうしたドミナント展開エリアにおいて、既存店舗の整理・統合を図るような動きは全国の大手チェーンで増加している。小規模事業者のホール閉鎖と合わせて、閉店ラッシュはまだまだ続くことだろう。

なお、運営母体となるのは「セントラル」グループ。高知県を中心にパチンコホールを展開する有力チェーンである。経営店舗は主に「セントラルディーボ」の屋号を冠しており計２４店舗を運営してきた。高集客ホールが多いことで知られており、文字通り四国を代表するチェーン企業の一つと評してよいだろう。昨夏にはＭ＆Ａによりワタナベプリントの「ＪＪ（自由時間）」を傘下に収めたことも記憶に新しいところだ。

『セントラル南国店』の長期休業によって、コロナ禍以降では３軒目の店舗閉鎖となっている。

●セントラルグループにおけるコロナ禍以降の閉鎖店舗一覧
２０２１年３月：『セントラルスパーク若松店』（高知県１９１台）
２０２１年６月：『セントラルシティ』（高知県２７１台）
２０２２年５月：『セントラル南国店』（高知県２３４台）