昨夏に閉店していたパチンコ店がひっそりと再始動、福岡市博多区の『Ｊ・スポット』が５月５日にグランドオープン済み

福岡県福岡市の博多区にて営業してきたパチンコホール『Ｊ・スポット』が閉店したのは昨年８月のこと。同店は天神大牟田線「雑餉隈（ざっしょのくま）駅」のすぐそばに位置していて、総設置台数は４０４台の中規模ホールであった。

その後に「フラマ株式会社」が事業承継し、昨年１２月末には官報にも公告されていたものである。故に遅くともＧＷ商戦前には再オープンすることが予想されたものの、なかなか動きは見られなかった。

そんな中で先日、５月５日（木）にグランドオープンを行っている。ＧＷの真っただ中で、且つホームページなどでの告知も見られなかったことから、正に青天の霹靂といった感じだった。

５月１０日に視察すると、店舗名はそのままで外観も内装も以前とほとんど変わっていないように見える。店内はグランドオープン直後とは思えないほどまばらな客付きであり、ベニヤで封鎖された島も散見した。ちなみに４円パチンコ８４台・１円パチンコ１２６台。２０円パチスロ７６台・５円パチスロ３８台という設置構成で、以前より８０台の減台となっている。

８カ月以上の空白期間を経て再開したグランドオープン店舗。そんな雰囲気は全く感じられず、ここまでローコスト運営を徹底したオープン案件はかなり珍しい。パチンコ業界全体が苦境に喘ぐ中で、なかなかに興味深い取り組みともいえそうだ。