「ほぼパチスロ専門店」という謳い文句でアピール、エーワングループの『Ａ－ＳＬＯＴ３３３』が４円パチンコを更にスケールアップ

「エーワン」グループは大分県を中心にパチンコホールを展開するチェーン企業である。経営店舗は主に同屋号を冠していて計１７店舗を運営してきた。１０年ほど前からコンスタントに出店を継続し、着実にその勢力を拡大してきたものの、コロナ禍以降には６軒の店舗閉鎖が見られるなど事業構造の見直しを図っているようだ。

そんな同社が新ブランドの１号店として２０２０年７月に新築でグランドオープンしたのが『Ａ－ＳＬＯＴ３３３』である。ちなみに同店は区画整理によって閉店した『エーワン香椎駅前店』の建て替え的な位置付けでもあった。

屋号が示す通りパチスロ専門店として始動していたが、その後ほどなくして２０２０年末頃にはパチンコ機を６４台ほど導入。「ほぼパチスロ専門店」という謳い文句でアピールされていたものである。

そしてこの度、４円パチンコを更にスケールアップするらしい。５月１１日と１２日の２日間を店休とし、本日５月１３日（金）に改装オープンした。新規則機時代へと突入して６号機不振が続く中で、パチスロ専門店から併設店へと移行する動きは少なからず見られている。

費用対効果を疑問視する声もあるが、成功事例が増えてくれば全国のパチスロ専門店において検討すべき選択肢の一つとなるはず。引き続き注目したいホールといえよう。