栃木県宇都宮市の『Ｐ．Ｅ．ＫＩＮＧ　ＯＦ　ＫＩＮＧＳ宇都宮店』を南大門グループが取得、１０００台の巨艦パチンコ店が地元企業の傘下に

栃木県宇都宮市にて営業中のパチンコホール『Ｐ．Ｅ．ＫＩＮＧ　ＯＦ　ＫＩＮＧＳ宇都宮店』が、吸収分割により株式会社ＮＤＭに事業承継されることが９月２９日の官報に公告されていた。

同店は国道４号線沿いに位置しており、パチンコ機５６０台・パチスロ機４４０台（合計１０００台）の巨艦ホールだ。半径５キロ圏内には『マックス・ヤナセ』や『ビックマーチ宇都宮店』といった有力ホールも点在しているエリアである。

そんな中で『Ｐ．Ｅ．ＫＩＮＧ　ＯＦ　ＫＩＮＧＳ宇都宮店』を運営してきたのは「オカダエンタープライズ」グループ。同社は関西圏および北陸地方を中心にパチンコホールを展開するチェーン企業で、主に「Ｐ．Ｅ．ＫＩＮＧ　ＯＦ　ＫＩＮＧＳ」の屋号を冠し計１２店舗を営業してきた。

かつては北陸御三家の一つとも称されていたが、２０１０年に本社を大阪に移転して以降は、更に広範囲で店舗を有している有力チェーンである。

一方で、同店を取得した「ＮＤＭ」グループは栃木県を中心にパチンコホールを展開。なお、「南大門」グループと称した方がピンと来る人も多いかもしれない。経営店舗は主に「ＢＯＳＳ」の屋号を冠しており計８店舗を営業してきた。

ちなみに『Ｐ．Ｅ．ＫＩＮＧ　ＯＦ　ＫＩＮＧＳ宇都宮店』の５キロほど北側にはグループ店舗となる『Ｓｕｐｅｒ　ＢＯＳＳ』も存在しているなど複数の既存店を有していたエリアでもある。

地元企業の傘下に加わった大型店が、パチンコ激戦区でどのようにドミナント展開していくのか。非常に楽しみな案件といえるだろう。