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キコーナグループにおける本年の店舗閉鎖は16軒目、大阪府茨木市のパチンコ店『キコーナ茨木南店』が10月16日を以って閉店に

『キコーナ茨木南店』

大阪府茨木市にて営業してきたパチンコホール『キコーナ茨木南店』が2022年10月16日(日)の営業を以って閉店する。

同店は大阪モノレール「宇野辺駅」より徒歩5分ほどの場所に店舗を構えており、パチンコ機378台・パチスロ機172台(合計550台)の中規模ホールだ。

競合店となる『マルハン茨木店』と隣接していて、元「OK牧場茨木店」だった店舗であり(2019年にキコーナグループが取得)、2021年4月23日に『キコーナ茨木南店』としてグランドリニューアルオープンした。

そんな『キコーナ茨木南店』のホームページ上では、近隣グループ店と統合のためと閉鎖理由が記載されていた。10月5日の夕方に同店を視察すると客付きはまばら。ベニヤで覆われた遊技台があちこちでみられるなど、寂しい雰囲気が漂っていた。また、「ジャグラー」コーナーはグループ店に移動したのか1台もなかった。

キコーナグループでは8月に元金馬車だった『キコーナつくば店』を閉店するなど、M&Aによる店舗拡大姿勢から一転し、徐々に事業構造の見直しを進めているようだ。

これにて(2020年1月末休業から閉店した『キコーナ小野店』を除くと)本年16軒目の店舗閉鎖となっている。

●アンダーツリー(キコーナ)グループにおけるコロナ禍以降の閉鎖店舗一覧
2020年 4月:『キコーナ新大阪店』(大阪府594台)
2020年 5月:『キコーナル今津店』(兵庫県172台)
2020年 5月:『キコーナ日立銀座店』(茨城県289台)
2020年 6月:『キコーナ川西加茂店』(兵庫県344台)
2020年11月:『OK牧場八尾店』(大阪府280台)
2021年 1月:『OK牧場名張店』(三重県512台)
2021年 2月:『キコーナ今津駅前店』(兵庫県271台)
2021年 2月:『キコーナ杭瀬店』(兵庫県230台)
2021年 5月:『キコーナ土浦駅前店』(茨城県474台)
2021年 9月:『キコーナ相模原店』(神奈川県800台)
2021年10月:『パティオ香里園店』(大阪府432台)
2021年11月:『キコーナ網野店』(京都府234台)
2021年12月:『人生劇場』(東京都222台)
2022年 1月:『キコーナ土浦並木店』(茨城県480台)
2022年 4月:『キコーナ阪神尼崎スロット館』(兵庫県203台)
2022年 4月:『キコーナ秦野中井店』(神奈川県380台)
2022年 4月:『タウンライト小田原栄町店』(神奈川県369台)
2022年 4月:『スロットアクロスキコーナ市毛店』(茨城県224台)
2022年 4月:『パティオ塚本店』(大阪府288台)
2022年 4月:『キコーナ生田川インター店』(兵庫県524台)
2022年 4月:『キコーナ姫路駅前2号店』(兵庫県204台)
2022年 4月:『タウンライト伊丹店』(兵庫県317台)
2022年 4月:『スロットキコーナ舞鶴店』(京都府200台)
2022年 5月:『キコーナ小野店』(兵庫県252台)※2020年1月末休業からの閉店
2022年 6月:『キコーナ尼崎店』(兵庫県360台)
2022年 7月:『キコーナ牛久南店』(茨城県284台)
2022年 7月:『キコーナタウン豊中北店』(大阪府712台)
2022年 8月:『キコーナつくば店』(茨城県480台)
2022年 8月:『キコーナうめきた店』(大阪府284台)
2022年10月:『キコーナ茨木南店』(大阪府550台)

店舗 キコーナ茨木南店
閉店日 2022年10月16日
住所 大阪府茨木市宇野辺1-1-35
備考


コメント:29件 コメントを書く

  1. キコーナって店舗ごとの利益確保っていうより、エリアごとに1件の「たまにしっかり出す店」とその他の「徹底的に出さない店」を合わせた単位で利益考えてる気がする。半端に全部で出さないよりは徹底的に分けることによって、キコーナは出るときは出る、というブランドイメージを持たせたかったのだろう。
    だからこその拡大路線、つまり出さない店の数を増やすことによって1店舗ごとのボッタクリ率を下げるような戦略だったように思うけど、全く出さない店の数が増えすぎて逆にキコーナは出ないのイメージが客側についてしまった。

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  2. 閉店の一方で、新規に建設している場所もあるわけだし、パチンカスが多い地域に資金を注入している感じですかね。

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