５６０台のパチスロ専門店が事業承継される、埼玉県の『メルヘンワールド羽生店』をＮＥＸＵＳグループが傘下に収めて本年の店舗取得は６軒目

埼玉県羽生市にて営業中の『メルヘンワールド羽生店』について、「ＮＥＸＵＳ」グループが事業承継することになった。１２月２７日の官報にて公告されている。

同店は国道１２２号線沿いに位置しており、総設置台数は５６０台の大型パチスロ専門店だ。半径５キロ圏内には『ダイナム羽生店』や『ニラク羽生店』などの競合ホールも点在しているエリアである。

『メルヘンワールド羽生店』を運営してきた「カツヨシ商事グループ」は東北エリアを中心にパチンコホールを展開する有力チェーン。経営店舗は主に「メルヘンワールド」の屋号を冠しており計１４店舗を営業してきた。

２０１１年以降は、ほぼ毎年途切れることなく１店舗強のペースでコンスタントに新規出店を続けていた同グループ。そして２０１８年９月に『メルヘンワールド羽生店』を居抜き出店していたが、４年半の営業を経て手放すことに。これにて本年の店舗閉鎖（売却含む）は３軒目となっている。

一方の「ＮＥＸＵＳグループ」は、１都１２県にて６３軒ものパチンコホールを展開している言わずと知れた一大チェーン。Ｍ＆Ａに積極的な姿勢を見せていて、本年８月には宮崎県の『ウイング都城駅前店』を傘下に収めた上で、１２月２８日に屋号変更を伴うグランドオープンを果たしたばかりだ。

これにて本年の店舗取得は６店舗目となっている。いずれ「Ｄステーション」へと生まれ変わることだろう。続報を楽しみに待ちたいところである。