大阪府を中心にパチンコホールを店舗展開する「平川商事」グループ(本社・大阪府八尾市)の新規パチンコ店『HYPER ARROW美原店』が12月22日(木)、大阪府堺市の美原区にグランドオープンした。
国道309号線と府道36号泉大津美原線が交わる「下黒山」交差点南側の角地に位置し、ゴルフスクール、飲食店、コンビニを併設する複合施設となっている。近隣には本年11月にオープンしたばかりの大型商業施設「ららぽーと堺」やホームセンターなどが立ち並び、これから注目を集めそうなエリアと言えよう。
同店は完全新築店舗となっており、パチンコでは「エヴァ」123台(うち3台は1円パチンコ)、「ゴジラ対エヴァ」82台(うち2台は1円パチンコ)、「Re:ゼロ 鬼がかりver.」40台など圧巻のラインナップ。パチスロにおいても人気機種を数多く取り揃え、スマスロは「エリートサラリーマン鏡」40台をはじめとした4機種計80台を設置。グランドオープン当日の16時頃に同店を訪れた際には、これら人気機種は軒並み満員御礼。1円パチンコもほぼ埋まっており文字通りの大盛況だった。
同店の周辺には大型店が目白押し。1404台の『123+N松原店』(併設のパチスロ専門店も含めれば総設置台数1704台)を筆頭に、『マルハンメガシティ羽曳野』(1061台)、『HALULU』(857台)が点在している。
これらの中で特に闘争心を燃やしていると感じられたのが『マルハンメガシティ羽曳野』だ。当日はリニューアルオープンをぶつけてきており、さらに店内のあちこちで「全面対決」「絶対に譲れない」という分かりやすいワードを謳い、今回のリニューアルは特別であることを強調していた。顧客側もその雰囲気を感じ取っていたのか全体稼働率は50%を超えていた。
大盛況の船出となった『ハイパーアロー美原店』。先に挙げたライバル店舗に加えて、今後は「喜久家」グループの傘下となった『HALULU』と『ゴールドヒル大野芝店』が「キクヤ」として生まれ変わることも予想されており、そうなればさらに過激な競争が繰り広げられることになるだろう。関西圏の注目エリアとして引き続きウォッチしておきたい。