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外国人観光客も思わず記念撮影するほどの大行列が出来る、1月6日にグランドオープンしたパチンコ店『楽園アメ横店』は店内の分かりづらさが課題か

『楽園アメ横店』

東京都台東区の「上野駅」周辺において、2023年1月6日(金)の10時に『楽園アメ横店』がグランドオープンを果たしている。言わずと知れた有力チェーン「浜友観光」グループの23店舗目であり、上野エリアへは初進出だ。編集部ではオープン当日に現地を視察してきたのでレポートしたい。

新店のグランドオープンとしては珍しく10時開店ということで、9時30分頃に上野駅へ到着。広小路口を出て「丸井」の前を通り、上野御徒町中央通りを進むとまずは既存ホールの『PIA上野』が見えてくる。同店も当然ながら「楽園」を意識していることだろう。年明け早々に改装オープンを済ませており、迎撃準備は万端だ。開店の30分前だったが既に長蛇の列が出来ていた。

『PIA上野』の店舗を囲むように続く行列を横目に、真っ直ぐ進むこと100mほど。少し遠目からでも「楽園」のロゴが良く見える。そして通り沿いでは正に大行列が構築され始めていた。ちなみに「上野御徒町中央通り」は新店の裏側にあたる。こちら側にパチスロ希望者が列を成して、表側にはパチンコ希望者が並ぶという状態だった。

オープン前の並びの様子

スタッフの方々が丁寧に上手く誘導しており、整然としていた点はさすがといえる。ただしそれでも(オープン時間の30分前で)既に周辺は大行列だ。近くの商店はまだ開店前なので特に混乱もなかったが、これが12時オープンだったら大迷惑なのは間違いないところ。10時オープンとしたことも当然の話だった。

なお、物凄い人の数を見て興味が沸いたのか、外国人観光客が面白がって記念撮影している姿を複数見かけたものだ。その内の一人に「これは何なのか」と話しかけられていた男性が「パチンコ・スペシャルデー」などと回答しつつ盛り上がっていたことも付記しておきたい。

10時から入場が開始されて、一般入場まで35分ほどかかる。そうして入店すると4円パチンコと20円パチスロはほぼ全台が埋まっていた。設置構成は以下の通りである。

●4円パチンコ=344台
●1円パチンコ=90台
●1000円46枚貸パチスロ=362台
●5円パチスロ=47台

こうしてまずは843台からスタートしているが、パチンココーナーに16台・パチスロコーナーに28台(計44台)が空きスペースとなっていて、1月10日の新台入替で「887台」へと増台してのフルオープンとなる予定だ。

(1円パチンコおよび5円パチスロには結構な空き台が見られるなど)満席スタートとはならなかったものの、稼働状況でいえばまずは順調な船出と評せることだろう。

ただし地下1階から地上3階という造りになっている店内の構造は、非常に分かりづらいというのが率直な感想だった。(前店から増設したこともあってか)階段があちこちにあり、フラッと入店した顧客は「自分が今何階に居るのかすら良く分からない」と思うかもしれない。そんな風に感じるパチンコホールは正直初めてである。

むろん慣れれば気にならないのだろうが、少なくとも5円パチスロコーナーが半分も稼働していなかったのは、場所の分かりづらさも無関係ではないと思う。店内にはそこかしこにフロアマップが掲示されていたが、それでも分かりにくかった辺りは今後の課題といえそうだ。

それでも『楽園アメ横店』のグランドオープンが上野エリアに活気をもたらしたことは間違いないところ。「PIA」と「エスパス」2店舗も含めた計4軒のホールにおける総集客数は2500人に迫る勢いだった。

三つ巴の集客競争は幕を開けたばかり。しばらく上野エリアから目を離せそうにない。


コメント:6件 コメントを書く

  1. パチ屋に群がる様を外国人観光客に撮影されるとは日本国民として恥ずかしい限り也。

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  2. ゴミの収集日を外人が撮影したって記事でおk?

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