神奈川県に続いて千葉県へも初進出を果たす、千葉県東金市のパチンコ店『山田スパジオ』を㈱ＨＡＳＵＮＵＭＡが事業承継

千葉県東金市にて営業中のパチンコホール『山田スパジオ』について、株式会社ＨＡＳＵＮＵＭＡが事業承継することが３月９日の官報に公告されている。

同店は千葉東金道路「山田ＩＣ」から少し離れたところに店舗を構えており、パチンコ機３２４台・パチスロ機１８０台（合計５０４台）の中規模ホールであった。近隣の競合店は５キロほど南東方面に『ダイナム千葉東金店』が位置しているくらいで、顕在化している遊技顧客数は非常に少ないエリアといえよう。

そんな中、千葉県のパチンコ企業である（株）プラド企画が運営してきたが、同店を事業承継させることで残る経営ホールは『誉田スパジオ』と『茂原スパジオ』の２店舗になっている。

一方で、『山田スパジオ』を取得した株式会社ＨＡＳＵＮＵＭＡは群馬県に本拠を構えており、２０２１年７月には群馬県の『じゃらん６３４Ⅱ』を取得。また昨年７月には神奈川県の『三益球殿川崎塚越店』をグループ化しており、徐々にその勢力を拡大中だ。今回の事業承継で千葉県へも初進出を果たすことに。

なお、代表の蓮沼氏は「パチ界の破天荒ロビンマスク」というツイッターアカウントでも知られた方で、コンサルから実際のホール経営まで行っているらしい。小規模ホールの閉鎖が相次ぐ中で、こうした姿勢をみせる企業が増えていくことを期待したい。