「ゴープラ」の店舗数は１０軒目に、埼玉県草加市のパチンコ店『ＳＡＫＵＲＡ吉町店』を㈱ＵＳＥＩが取得する

『ＳＡＫＵＲＡ吉町店』

埼玉県草加市にて営業中のパチンコホール『ＳＡＫＵＲＡ吉町店』について、株式会社ＵＳＥＩが事業承継することが３月１５日の官報に公告されている。

同店は東武伊勢崎線「谷塚駅」から徒歩１０分ほどの場所に店舗を構えており、パチンコ機１９０台・パチスロ機１７７台（合計３６７台）の中規模ホールだ。同駅周辺には『ピーアーク谷塚』といった競合ホールも存在しているエリアである。

『ＳＡＫＵＲＡ吉町店』を運営してきたのは「千成」グループ。同社は主に「ＳＡＫＵＲＡ」の屋号を冠し、埼玉県にて計９軒のホールを営業してきた。昨年２月には『ＯＲＡＮＧＥ越谷店』を閉店するなど、近年では事業のスリム化を推進しているように映る。

一方で、同店を取得した「ＵＳＥＩ」グループは埼玉県にてパチンコホールを展開するチェーン企業。経営店舗は主に「ゴープラ」の屋号を冠しており計９店舗を営業中だ。大半の店舗が「低貸玉専門店」である点が同グループ最大の特徴といえよう。

高い集客力を誇っており、低貸営業といえばゴープラ、そう評しても過言ではないかもしれない。基本的に「居抜き出店」により勢力を拡大しており、２０２１年２月には『パラッツォ小手指スロット館』をグループ化していて、４月に『ゴープラ小手指店』としてオープンしていた。

今回はそれ以来の店舗取得となっている。いずれ屋号変更を伴うグランドオープンが予想されるところ。続報を楽しみに待ちたい。