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パチスロ専門店『マルハン池袋SLOT BASE』がグランドオープン、店内設備等を見た印象では最終的にスマスロへの移行を前提とした島づくりにも見えた

『マルハン池袋SLOT BASE』

マルハンは26日、東京都豊島区のJR池袋駅東口側にパチスロ専門店『マルハン池袋SLOT BASE』をオープンした。同店は元『スロットスタジアム フォーション』のあった場所への居抜き案件だ。総設置台数259台のパチスロ専門店として営業してきたが、昨年8月末を以って閉店していた。ほぼ隣接するような格好でグループ店舗となる『マルハン池袋店』も存在しているエリアである。

『マルハン池袋SLOT BASE』の設置台数は276台で居抜き前からは若干増台。貸玉は1000円46枚パチスロのみとなっている。隣に『マルハン池袋店』があるため、『SLOT BASE』側の入り口は小さめの看板と大きなロゴがかけられているのみ。『池袋店』側のサイネージで2店舗のアピールを行っており、『池袋本館』と『SLOT BASE』というツイン店舗のような位置づけになっている。

『SLOT BASE』店内は暗めにライトダウンされ、店内入ってすぐの柱型の大型サイネージや壁面の巨大パネル等によって装飾がされている。全台に液晶データランプ、データフラッグを装備し、サンド側にはスマホを立てかけておくためのスタンドも用意されている。ネオン風のサイネージやミラーボール型のデジタルサイネージなどとともに「イケ!イケ!な毎日を!」と同店のキャッチコピーらしき文言も各所に表示しており、スロットファンの基地(BASE)をコンセプトとした店舗との表記もあった。店内には「マルハン」のロゴではなく「SLOT BASE」のロゴが各所に配置され、既存店とは異なる新規ブランドとして今後どのように発展していくのか注目だ。

設置機種はスマスロや6.5号機、バラエティーコーナーと多彩で、S機は玉箱が使用されている。『本館』側は4台しか導入されていなかった「スマスロ北斗の拳」は『SLOT BASE』側に28台と極端に多くもなく、スマスロは合計95台と比率は3割強に留まっている。

オープンから3時間ほど経過した15時頃に店内を視察したが一部Aタイプに空きが出ていた程度でほぼフル稼働となっており、『池袋本館』側もパチスロは大半の席が埋まっていた。『池袋本館』側は地下のパチスロスペースが非常に窮屈な一方で、『SLOT BASE』側は『本館』地下に比べれば快適で立ち見客も『SLOT BASE』側では多数出ていた。しかしながら基本的には前店舗のレイアウトを踏襲しているため、大型店のような余裕はなく、別積みの玉箱は足元に置かれている。店内設備等を見た印象では最終的にはスマスロが主流となり、大半の機械が置き換わっていく前提での島づくりにも見える。

業界最大手がパチスロの今後をイメージしてオープンしたであろう新規コンセプト店舗1号店。超激戦区の池袋駅周辺エリアでどこまで存在感を出せるか。


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  1. チネまるはん

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  2. マルハンには燃えないゴミと処分に困るゴミを捨てて帰るだけ。あばよマルハン

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