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GW前にグランドオープンしたパチンコ店『モナコパレス白山店』はやや苦戦気味、既存店との棲み分けを図りたい

『モナコパレス白山店』

熊本県熊本市の中央区にて新たなパチンコホール『モナコパレス白山店』が2023年4月28日にグランドオープンを果たしている。元『PRESIONE(プレジワン)白山通り』跡地への出店案件だ。

同店はその名の通り「白山通り」沿いに位置。パチンコ機376台・パチスロ機114台(合計490台)の中規模ホールであったが、昨年11月に休業となっていたもの。その後に「モナコパレス」の屋号で知られる岩下兄弟㈱に事業承継されており、GW商戦前に屋号変更の上でグランドオープンを果たした次第である。

なお、1キロほど南側にはグループ店舗となる強豪ホール『モナコパレス浜線店』が店舗を構えていることから、両店のシナジー効果も期待できそうな位置関係にあるともいえるだろう。編集部では6月16日(金)の午後に現地を視察してきた。

『モナコパレス浜線店』

『モナコパレス白山店』は、4円パチンコ188台・1円パチンコ113台・1000円46枚貸パチスロ280台で合計台数は581台。前店よりも91台増台してのリスタートとなっている。

店内はスマート遊技機をはじめ最新の機種を中心に配置していた。しかしながら通常貸パチンコの客付きは低調気味で、「エヴァ」や「リゼロ」にも空き台が多く見られる状況だった。『メガフェイス1450本山』などと比較すると、やや物足りない稼働となっていた点は否めない。

休憩エリアや島端に椅子等のスペースが殆どなく、デッドスペースに6脚のみ椅子が置かれている程度で、ゆったりとした店舗設計ではないことも集客に影響しているように思えた。ちなみにホームページ上での機種表記についても、4円より1円の機種が先に表示されるなど、通常貸についての期待感があまり高くないように見えてしまった点も付記しておきたい。

むろん随所に新店らしさも感じられたが、総じてややコンセプトが分かりにくい店舗となっていたように思う。もう少し『モナコパレス浜線店』との棲み分けを強調した方が顧客にもアピール出来るのではないだろうか。言わずと知れた強豪チェーンの新店故に、今後の巻き返しに期待したいところである。


コメント:2件 コメントを書く

  1. もういいじゃん
    偉そうにいうな

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  2. ん?競合店舗より出せばいいだけじゃ?

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