三重県で２番目に大きいパチンコ店が「キング観光」グループの傘下に、『マリオンガーデン１３００桑名店』が事業承継される

三重県桑名市にて営業中のパチンコホール『マリオンガーデン１３００桑名店』が（株）キング観光に事業承継されることが２０２３年６月２８日の官報に公告されている。

同店は国道４２１号線から程近い場所に店舗を構えており、パチンコ機７１８台・パチスロ機５１５台（合計１２３３台）の巨艦ホールであった。

運営母体の「ＴＲＹ＆ＴＲＵＳＴ」グループは愛知県を中心にパチンコホールを展開するチェーン企業である。経営店舗は全て「マリオン」の屋号を冠しており計１３店舗を営業してきた。

その中でも『マリオンガーデン１３００桑名店』が最多の設置台数を誇っていて、文字通り旗艦店舗の一つだったと評してよいだろう。故に、このＭ＆Ａニュースには驚かされた方も少なくないはず。

「ＴＲＹ＆ＴＲＵＳＴ」グループにとって三重県で営業している唯一の店舗だったことも関係しているように思われる。ちなみに同店は『キング観光サウザンド鈴鹿店』の１２５４台に次いで、三重県下で２番目に大きいパチンコ店であったことも付記しておきたい。

一方で、そんな巨艦ホールを傘下に収める「キング観光」グループは東海地方を中心にパチンコホールを展開する言わずと知れた有力チェーンだ。経営店舗は全て「キング観光」の屋号を冠しており計２４店舗を営業してきた。

設置台数１５１５台を誇る『キング観光サウザンド名古屋駅柳橋店』を筆頭に、１０００台以上の巨艦ホールを１４軒も営業中。大型ホールの経営企業といえば「キング観光」、そう言っても過言ではないことだろう。

いずれ屋号変更の上でグランドオープンすることが予想される。非常に楽しみな案件だ。