１３０４台の大型パチンコ店『メガガイア東大宮』が「遊楽ガーデン」グループの傘下に、埼玉県で７番目に大きいホールが事業承継される

埼玉県さいたま市にて営業中のパチンコホール『メガガイア東大宮』について、遊楽ガーデングループに事業承継されることが７月５日の官報に公告されている。

同店は国道１６号線沿いに位置しており、パチンコ機６７５台・パチスロ機６２９台（合計１３０４台）の巨艦ホール。大型店が林立している埼玉県下においても７番目に大きいパチンコ店である。

屋号が示す通り、業界４位の経営ホール数を誇っている「ガイア」グループが運営してきた店舗だ。計８９軒の中でも５番目の設置台数となっていて、文字通り旗艦店の一つであったと評してよいだろう。

なお、２０２２年には同じく旗艦店といえる『メガガイア盛岡みたけ』（岩手県１２５７台）や『メガガイア清水町伏見』（静岡県１２７９台）をマルハングループへと事業承継させるなど、引き続き事業のスリム化を推進している様相がうかがえる。

本年に入っても既に１２店舗が閉鎖・売却済み。その内、山口県の『ガイア長府Ⅰ・Ⅱ店』については４月２８日にＰＳＪグループに事業承継されることが公告されていたもの。今回はそれ以来の店舗譲渡案件となっている。

一方で、『メガガイア東大宮』を傘下に収める遊楽ガーデングループは、首都圏を中心にパチンコホールを展開する言わずと知れた有力チェーンだ。経営店舗は主に「ガーデン」と「ウエスタン」の屋号を冠し計３６店舗を営業してきた。

本年２月にはパチンコ業界初となるスマート遊技機専門店『スマートガーデン浦和８８』をオープンしたことも記憶に新しいところ。加えて、埼玉県川口市では『ガーデン川口北原台』を４月２８日に屋号変更の上でグランドオープン済みとなっている。

着実にその勢力を拡大していく同社には、引き続き注目していきたい。