愛知県尾張旭市のパチンコホール『ハワイ尾張旭店』を「玉越」が事業承継、㈱ハワイの経営店舗はなくなることに

愛知県尾張旭市にて営業中のパチンコホール『ハワイ尾張旭店』が㈱玉越に事業承継されることが１１月２９日の官報に公告されている。

同店は名鉄「三郷駅」より１キロほど南下した県道２０８号線沿いに位置しており、パチンコ機３３６台・パチスロ機２０４台（合計５４０台）の中規模ホール。半径３キロ圏内には、『リブレ　尾張瀬戸』や『ＫＥＩＺ尾張旭店』といった強豪店も存在していて、競争環境は厳しめのエリアといえよう。

運営母体である㈱ハワイは三重県を中心にパチンコホールを店舗展開してきたチェーン企業。三重県で３店舗、愛知県で１店舗を運営してきたが、本年１０月に三重県志摩市にて営業中の『パチンコ　チェリー』と『ＰＡＯ』の２店舗がダイナムグループに事業承継されたことは既報の通り。また、『ハワイ伊勢店』は１１月３０日の営業をもって閉店することとなっており、経営店舗は一旦なくなってしまうことになる。

一方で、『ハワイ尾張旭店』を取得する㈱玉越は愛知県にてパチンコホールを展開する中堅チェーンだ。経営店舗は全て「玉越」の屋号を冠しており計８店舗を営業してきた。

２０１３年３月に『玉越浄水店』をグランドオープンして以降は、新規出店等の大きな動きは見られないものの、閉鎖店舗も無く非常に安定感の強い企業イメージである。

そんな同社における約１０年ぶりの出店となり、気合が入っていることだろう。どのタイミングで「玉越」として再スタートするのか。その動向に注目しておきたい。

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