大阪市北区のパチンコ店『ＦＲＥＥＤＯＭ』が事業承継される、アンダーツリーグループの約２年ぶりとなるＭ＆Ａ案件

『ＦＲＥＥＤＯＭ』

大阪府大阪市の北区にて営業中のパチンコホール『ＦＲＥＥＤＯＭ』について、アンダーツリー（株）に事業承継されることが２０２４年１月２６日の官報に公告されている。

同店は大阪メトロ「天神橋筋六丁目駅」からすぐの場所に店舗を構えており、パチンコ機５０４台・パチスロ機５０４台（合計１００８台）の巨艦ホールだ。近隣には『ＡＭＯＲＥ天神橋店』や『大阪ホール天満店』などの競合ホールに加えて、『１２３＋Ｎ大阪本店』や『マルハン梅田店』といった高稼働ホールが林立する激戦区・梅田エリアにもほど近く、競争環境は厳しめのエリアと言えよう。

運営母体となる「アバンス」グループでは経営ホールが同店のみだったため、このままパチンコ事業から撤退することになるのかも知れない。

一方で同店を取得したアンダーツリー（株）は、全国３番目の経営ホール数を誇る言わずと知れた全国チェーン。２０２１年１２月には（株）サザンクロスが兵庫県尼崎市で営業していた『パチギン８００尼崎』『パチギン８００スロット』の２店舗をＭ＆Ａで傘下に収めていて、今回はそれ以来の店舗取得となっている。

『ＦＲＥＥＤＯＭ』についてもいずれは「キコーナ」に屋号変更した上でのグランドオープンが予想されるところ。周辺は競合店が数多く存在しているエリアであり、３キロほど北東側に位置しているグループ店『キコーナ赤川店』との棲み分けにも注目が集まる。

この他のＭ＆Ａ情報はこちら