ガーデングループが埼玉県上尾市のパチンコ店『りっちらんど上尾店』をグループ化

埼玉県上尾市にて営業中のパチンコホール『りっちらんど上尾店』（『りっちらんど』および『りっちらんどスロット館』）が（株）埼玉遊楽に事業承継されることが３月８日の官報に公告されている。

同店は県道３号線沿いに店舗を構えており、『りっちらんど』がパチンコ４２４台、『りっちらんどスロット館』がパチスロ３５１台で合計７７５台のツイン店舗であった。

半径３キロ圏内には『ヤマフジ上尾日の出店』や『やすだ東大宮店』といった競合ホールに加えて、昨年１２月に屋号変更したグループ店の『ガーデン東大宮』（元『メガガイア東大宮』）も存在しているエリアである。

そんな競争環境下において、埼玉県を中心に店舗展開してきた富國物産（株）が運営してきた店舗であったが、今回の事業譲渡により経営ホールは無くなることに。

一方で、この２店舗を取得した（株）埼玉遊楽は首都圏を中心にパチンコホールを店舗展開する有力チェーンである。経営店舗は主に「ガーデン」の屋号を冠し計３６店舗を営業してきた。

２０２３年２月にはパチンコ業界初となるスマスロ専門店『スマートガーデン浦和８８』をグランドオープンしたことは記憶に新しいところだろう。また同年７月には前述の『メガガイア東大宮』を事業承継。今回はそれ以来となるＭ＆Ａ案件であり、これにて経営ホール数は（ツイン店舗を１軒とカウントすると）３７店舗となっている。

『りっちらんど上尾店』についてもいずれは屋号変更の上で再始動することが予想されるところだが、既存店との兼ね合いにも注目しておきたい。

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