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アンダーツリーグループが株式会社弐番館の全株式を取得、神戸市中央区のパチスロ専門店『アビック弐番館』を傘下に

『キコーナ』などの屋号でパチンコ店をチェーン展開するアンダーツリーグループ(本社・大阪市西区)は、3月19日付けで株式会社弐番館(本社・大阪市西区)の全株式を取得したと発表した。

株式会社弐番館は2024年1月25日に設立された新会社で、神戸市中央区にて営業中のパチスロ専門店『アビック弐番館』(414台)を運営。代表者にはアンダーツリーグループの松浦信一郎氏が就任している。

アンダーツリーグループは2015年に茨城県のチェーン企業「金馬車グループ」を傘下に収めて以降、M&Aを中心とした拡大路線を推し進めてきたことは周知の通りだ。2016年には「神友商事株式会社」(NEO)の6店舗を取得。2018年には「株式会社双竜ホールディングス」(パサージュ)の3店舗を、2019年には「OK牧場」の6店舗を、2020年には「塚口パティオ株式会社」の7店舗をグループ化。そして2021年7月には静岡の中堅チェーンである株式会社アプリイ(全11店舗)を傘下に収めたことは大きな話題となった。

M&Aだけではなく、2019年7月にグランドオープンした『グランキコーナ堺店』(1817台)や、2022年11月にグランドオープンした『グランキコーナ相模原店(1121台)など新規出店(新築)も敢行している。昨年12月には『グランキコーナ京都宇治店』(1150台)を新築オープンさせたことは記憶に新しいところだろう。

一方で2022年には(2020年1月末休業から閉店した『キコーナ小野店』を除くと)18軒を店舗閉鎖。2023年には5軒、そして今年に入りすでに4軒の閉鎖が確認されている。

そんな中で発表された『アビック弐番館』のグループ化。同店が立地する三宮エリアには『ミクちゃんガイア三宮店』や『アミューズ三ノ宮』などの競合ホールが林立する激戦区であり、また同店から東に1キロほど離れた場所にはグループ店のパチスロ専門店『キコーナ神戸中央スロット館』が営業中。同店との棲み分け戦略にも注目しておきたい。


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  1. 宇治と向日町、びっくりするくらいの鬼畜回収営業。打てないという選択しかないんだが、大丈夫?

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