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セガサミーHD、2016年3月期決算短信を発表 ~当期純利益は53億超の黒字に

セガサミーホールディングスは13日、2016年3月期決算短信[日本基準](連結)を発表した。パチンコ、パチスロともに販売数が低調に推移したことなどから経常利益は微減となったが、前期に特別損失計上により110億円以上あった当期純損失は、53億円を上回る黒字へと大幅に改善した。

 

2016年3月期の連結経営成績は、売上高3479億8100万円(対前期増減率マイナス5.1%)、営業利益176億1700万円(同プラス0.7%)、経常利益164億900万円(同マイナス2.8%)、当期純利益53億6900万円(前期は当期純損失113億7500万円)。セグメント別の遊技機事業では、売上高1334億700万円(対前期増減率マイナス12.7%)、営業利益215億4800万円(同マイナス16.4%)。販売台数は、パチスロ14万2000台(前期比マイナス6万5000台)、パチンコ19万9000台(同マイナス4万2000台)。パチスロでは人気シリーズの最新作となる「パチスロ北斗の拳 強敵」や「パチスロ鬼武者3 時空天翔」などは堅調に推移したが、それ以外は低調だった。またパチンコでは、新規演出やギミックなどで今までの「北斗の拳」シリーズにはない新境地を開拓した「ぱちんこCR真・北斗無双」が、堅調に推移。しかし遊技機事業における構造改革などの影響で、こちらも販売台数は前期を下回った。

 

主要タイトルの販売実績はパチスロで「パチスロ北斗の拳 強敵」7万9997台、「パチスロ鬼武者3 時空天翔」2万5966台、「パチスロ偽物語」2万692台、「パチスロ ベヨネッタ」7206台、「パチスロ龍が如く OF THE END」4759台。パチンコで「ぱちんこCR真・北斗無双」7万245台「ぱちんこCR北斗の拳6」シリーズ3万4817台、「ぱちんこCR神獣王2」3万3228台、「ぱちんこCRあしたのジョー」1万6364台、「ぱちんこCR化物語」シリーズ8820台となった。
 

あわせて発表された2017年3月期通期の連結業績予想は、売上高3800億円(対前期増減率プラス9.2%)、営業利益200億円(同プラス13.5%)、経常利益200億円(同プラス21.9%)、当期純利益100億円(対前期増減率プラス86.2%)と大幅な増収増益を見込んでいる。また遊技機販売においてはパチスロ23万800台(前期比プラス約8万8000台)、パチンコ18万2000台(同マイナス約1万7000台)と予想している。

 

[2016年5月24日・日刊遊技情報]

 

セガサミーホールディングス株式会社

 

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