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【パチンコ経営企業分析】遊技機設置台数は前月比マイナス1万5667台の339万3885台に ~営業店舗数・設置台数推移(2024年3月)

2024年も早くも4月に突入したが、営業店舗数・設置台数について2024年3月末の実績値と先月並びに前年と比較していく。

3月末の営業店舗数は6599店舗で前月比マイナス49店舗、遊技機設置台数は同マイナス1万5667台の339万3885台。ちなみにパチスロはマイナス4405台、パチンコはマイナス1万1262台と、パチンコの減少幅が大きい。

店舗数・台数推移(24年3月、2月比較)
年月 店舗数 P台数 S台数 総台数
2024年3月 6,599 2,045,454 1,348,431 3,393,885
2024年2月 6,648 2,056,716 1,352,836 3,409,552
差分 ▲49 ▲11,262 ▲4,405 ▲15,667

※なお、2020年1月からの月間店舗数・台数推移はこちらにて掲載

また1年前と比較すると、

店舗数・台数推移(24年3月、23年3月比較)
年月 店舗数 P台数 S台数 総台数
2024年3月 6,599 2,045,454 1,348,431 3,393,885
2023年3月 7,007 2,167,988 1,335,414 3,503,468
差分 ▲444 ▲122,534 +13,017 ▲109,583

このように、パチスロの設置台数は1万台以上増加してるのだが、パチンコは12万台以上の大幅な減少になっており、全体でも約11万台の減少となっていた。

その結果、改めて通常貸玉におけるパチンコとパチスロの台数差を見ていくと、パチスロの台数がパチンコの台数を逆転してからその差は広がるばかりである。

先日も見たが、直近のデータで再度比較したのが下表の通り。

通常貸玉台数推移
年月 パチンコ パチスロ 差分(PーS)
台数 前月差 台数 前月差
23年4月 1,106,060 ▲6,008 1,031,825 +14,188 74,235
23年5月 1,100,544 ▲5,516 1,035,005 +3,180 65,539
23年6月 1,095,836 ▲4,708 1,033,807 ▲1,198 62,029
23年7月 1,089,111 ▲6,725 1,040,319 +6,512 48,792
23年8月 1,080,019 ▲9,092 1,045,793 +5,474 34,226
23年9月 1,074,963 ▲5,056 1,043,683 ▲2,110 34,226
23年10月 1,068,463 ▲6,500 1,041,669 ▲2,014 26,794
23年11月 1,060,686 ▲7,777 1,039,982 ▲1,687 20,704
23年12月 1,054,129 ▲2,245 1,053,485 +13,503 4,956
24年1月 1,054,129 ▲4,312 1,054,171 +686 ▲473
24年2月 1,047,559 ▲6,570 1,053,466 ▲705 ▲5,907
24年3月 1,042,395 ▲5,164 1,051,635 ▲1,831 ▲9,240

低貸玉の設置台数に大きな開きがあるので、パチンコ・パチスロ全体における設置台数はまだまだパチンコのほうが多いが、通常貸玉に限ってみれば今後もますますその差は開いていくのだろう。

この先、設置構成のトレンドはどのようになっていくのだろうか。


コメント:2件 コメントを書く

  1. まだそんなにあるかwあ〜〜〜んしん♪

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  2. 一時期は30兆円産業とも言われたが、逆戻りになるのは間違いない。衰退期に入って全国店舗数も5千店舗まで減ると思う。

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