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【パチンコ狂の詩】依存症だったはずの私がパチンコへの興味を失いつつある、理由は自分でもよく分からない

2022年も残り1か月を切った。新規則機への完全移行に伴う閉店ラッシュから始まり、パチスロ6.5号機、そしてスマート遊技機の稼働開始まで。振り返ってみれば実に様々な出来事があったものだ。パチンコ業界における長い歴史の中でも節目の年となったことは間違いない。

私はこの業界に関わるようになってからまだ18年足らずだが、体感的にも大きな変わり目を感じている。何より、ヘビーユーザーだったはずの自分が(仕事以外で)パチンコホールに通う頻度が激減してしまった。このことに自分自身が一番驚いている。

少なくともコロナ前までは、休日は毎日パチンコに興じていたもの。開店時間と同時にホールへ向かい、食事休憩など一切取らずに閉店間際まで打ち続ける。一旦パチンコ屋に入れば1日12時間ホールに居るのが日常というダメ人間だった。

まあ独り身なので金銭的な問題はない。故に「借金をしてまでパチンコを打つ」といった経験は無いものの、分類的には文字通り「依存症」に入ることは自覚していた。

そんな私が、今やパチンコ屋に行きたいと思わなくなっている。明確な理由など自分でもよく分からない。(愛煙家なので)タバコを吸いながら遊技出来なくなったことも一因にはなっていそう。しかしホールが全席禁煙になってもう2年半が経つのだから、それが大きな理由とも思えない。

むろん負ける頻度や金額の話も無関係ではないだろうが、パチンコを始めてから30年の間にもっと酷い目には散々あってきた。それでも止めなかった(止められなかった)のだから、勝てない云々という理由もイマイチしっくり来ないのが正直なところ。

いちユーザーとして自分自身が興味を失いつつある理由は本当によく分からない。一人の業界関係者としては同じように感じているファンが居ないことを祈るのみだ。


コメント:37件 コメントを書く

  1. 負けるときゃ5万、たまーーに勝っても800円。。。
    イカサマでゼニ取られ続けて、おかしいと気づけただけ筆者はまとも
    スマスロで万枚!とか煽るのも勝手だが、パチンコがどれだけの人間とその家族を不幸にしてきたか、そういった部分も知ろうとしたほうがよいだろう

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  2. 最近のパチンコ台でリーチ演出を見ても以前のような外れても惜しいって期待する気持ちにもならなくなった。出玉性能が時速○○発とか、初回3000発が○○%って煽って。。。となるとその逆はマイナス同数ではなく店の粗利を加えると絶対にハマりの方が大きくなる。そうしないと経営できないから。ここまでハマりがキツイ昨今の状況を考えたら10回のうち1回の夢を見ても資金がもたない。一撃20万円が1時間で出てしまうがだからと言って良い勝ち方とは思えないと言うかパチンコを楽しめたとは思わない。
    こうした射幸心が逆に客を遠ざけてるってメーカーは思わないのか。衰退をメーカー自ら選んでいるようにしか思えない。勝っても負けてもよく遊んだ~って思えたひと昔が懐かしい。

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