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【パチンコ狂の詩】業界4位の経営ホール数を誇る「ガイア」グループは100店舗の大台を守る、良い意味でそれほど目立つことは無かった1年だった

2022年も間もなく終わる。今年もパチンコ業界において様々な話題があったものだが、個人的に気にしていた一つが「ガイア」グループの動向だった。

ご承知の通り、依然として業界第4位の経営ホール数を誇る一大チェーンである。しかしながら2018年以降は事業のスリム化を推進しており、2020年までの3年間で49店舗もの閉鎖が確認されていたものだ。同時期における出店数は12軒に留まったため、差し引き37軒の減少に。

そして2021年には閉鎖ペースが更に加速。小中規模ホールの閉店に加えて旗艦店舗の売却も積極的に行ったことにより、わずか1年間で24店舗のパチンコホールを閉鎖・売却していた。

これにより2021年末時点での総店舗数は108軒まで減少し、今年一気に100店舗割れが起きるのではないかと予想していたのが正直なところだ。(なお、『メガサイバースロットパチンコ市原店』および『ガイアネクスト保土ヶ谷』のツイン店舗をそれぞれ1軒としてカウントしている点にご留意いただきたい。)

同社ほどの巨大チェーンの動向は金融機関全般にも大きな影響を与える可能性があるため、私以外にもガイアグループに注目していた方は非常に多いことだろう。本年1月には早々に2店舗の閉鎖が行われたことで、2022年も閉鎖ラッシュが続くかに思われたが、終わってみれば計8軒の店舗閉鎖(売却含む)に留まっている。

むろんけっして少ない数とはいえないものの、昨年と比すれば明らかに落ち着いてきたことは間違いない。そもそも完全新規則機時代へと移行して業界全体が不振に喘いでいた中では、良い意味で特段目立つことは無かったと評せるだろう。

本年8月にグランドオープンした『メガガイア調布』

また、8月には約2年半ぶりとなる新築出店で『メガガイア調布』のグランドオープンを果たしたことも記憶に新しいところ。結果的に現時点におけるガイアグループの経営ホール数は101店舗と、ギリギリ大台を守った格好である。

ちなみに去年の今頃は「まさかの事態すらあり得るのではないか」などと思っていたが、やはり大手チェーンは底力があるものだ。2023年には反転攻勢が始まるのか、もうしばらく事業のスリム化を推進していくのか。同社の動向からまだまだ目が離せない日々が続く。


コメント:17件 コメントを書く

  1. 残念 100店を 下回って 欲しかった。

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  2. 上位大手でガイアくらいかな、YouTubeチャンネルとかTwitterとかもやってないのって

    別にやることが正解ってわけではないけど色々とやる気の無さは垣間見える気がする

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