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【パチンコ経営企業分析】直近1年間の新台導入台数は約1万台、「真城グループ」は新台導入にも積極的なホールチェーン

新台導入状況、機種構成からパチンコ経営企業ごとに考察を行っていく【パチンコ経営企業分析】。今回対象とするのは「プレイランドキャッスル」の屋号で愛知県を中心に店舗展開してる「真城グループ」。

「真城グループ」の経営ホール数は14店舗。1店舗あたりの平均設置台数は996台と非常に大きく、1000台以上の巨艦店舗を8店舗運営している。

各店舗の新台導入評価を見ていくと、「S」ランクの店舗は、パチンコが7店舗、パチスロが9店舗。また「A」ランクの店舗もパチンコ2店舗、パチスロ1店舗と半数以上の店舗が上位2ランクに入っており、積極的に新台を導入するグループと評せるだろう。なお、直近1年間の新台導入台数は約1万台だった。

また、資産価値額においても、パチンコは26万1484円(平均18万5151円)、パチスロは45万5540円(平均37万2603円)と、それぞれ平均額を超えていた。

東海エリアは30パイ機の設置比率が高く、パチスロの資産価値額が伸び悩む傾向にあるのだが、「真城グループ」では資産価値額が高い30パイ機を多数設置しているため平均額を超えていた。

2022年7月に『コスモジャパン勝川店』を事業継承し、昨年末に『プレイランドキャッスル春日井店』としてグランドオープン。当然のことながら新台も多台数導入しているので、新台導入評価はパチンコ・パチスロともに「S」ランクでスタートしている。

東海エリアは新台導入に積極的な企業が多く、今年も動向を注視していきたい。

※1:新台導入評価
直近半年間における新台の導入台数・導入機種数・新台導入回転率・1機種当たりの最多台数をそれぞれ順位化し、その合計得点を元にS~Eの6段階で評価したもの
なお、S:全国500位以内、A:全国1000位以内となっている。

※2:資産価値
各機種における中古取引額の平均値を足していき、店舗の平均額を算出したもの
店舗における機種の価値を判断する指標となる


コメント:2件 コメントを書く

  1. グループ総売上の1割70億円が機械代なら何をどうやって客に還元しているのか
    玉粗がとんでもないことになっているように見えてしまうのだが?

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  2. 春日井市はキクヤ一強だったらところに、キャッスルが出店
    キクヤとの戦いはキャッスルが圧勝だったが、果たしてどうなるかが見もの

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