【パチンコ経営企業分析】２０２３年７月度におけるパチンコ新台導入状況、経営店舗数２０店舗以上の４４グループの動向を分析

今回は、７月度における各グループのパチンコ新台の導入状況を見ていきたい。

まず、前回記したように、７月度における導入上位機種のうち、

ＰＡ大海物語５　Ｗｉｔｈアグネス・ラム：２万７７６３台
ｅ花の慶次　裂　一刀両断：１万８５０３台
Ｐブラックラグーン４：１万１７８７台

の３機種が月間導入台数１万台を超えていた。

それぞれのグループはどの機種を最も導入したのだろうか。経営店舗数２０店舗以上の４４グループについて、上記３機種のうち「ＰＡ大海物語５　Ｗｉｔｈアグネス・ラム」を最も多く導入したグループの導入状況は下表の通りとなった。

次に「ｅ花の慶次　裂　一刀両断」を最も多く導入したグループは下表の通り。

※カクタグループに関しては、「株式会社カクタ」と「株式会社ビショップ」を同グループとして集計

全４４グループ中４１グループがこの２機種のいずれかを最多導入しており、「Ｐブラックラグーン４」を最も多く導入したグループは２グループ、この３機種以外の機種を最も導入していたのは１グループだけだった。

また、ここに記載したグループの導入状況を見ていくと、一部に例外はあるもののほとんどのグループが７月の導入上位３機種を積極的に導入している様子がうかがえる。

さて８月はどのような結果になるだろうか。