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2022年のパチンコ業界を振り返る【11月編】スマスロがいよいよ稼働を開始して店舗間の格差は更に広がる

新規則機イヤーとなった2022年。パチンコ業界における長い歴史の中でも節目の1年となったことは間違いないだろう。実に様々な出来事があったものだ。そんな中で今回は2022年11月の出来事を振り返ってみたい。

11月に入ると強豪チェーンを中心にスマスロのアピール合戦が熱を帯びてきた。「メッセ」グループでは年内にスマスロを計500台導入予定で、パチスロ機の総設置台数に対して約12%の導入率になると。またガーデングループでも各店舗のホームページ上や店頭などでスマスロの大量導入を大きくアピールしていたものだ。

「ガーデン」グループでは1000台以上のスマスロを導入予定、新台導入し続けてきたからこそ実現したと大きくアピール

一方で、いわゆる「くぎ曲げ」の問題により経営者や店長などが書類送検される事例も相次いだ。京都府のパチンコ企業「ナカサン」の経営者らも風営法違反(無承認変更)の疑いで書類送検されたと複数のメディアが報じていた。なお、報道によると2022年5月末頃にパチンコ遊技機2台のくぎを曲げて不正に改造した疑いが持たれていたという。

また、2022年6月末で閉鎖されていた『アポロの泉』については運営会社の社長など4名を書類送検したと複数のメディアが報じていた。本件は「新台入替の際に行われた県警の立ち入り検査」で発覚したとも。合わせて東京都の「くぎ学校」を運営していた社長と講師も(アポロの泉の従業員に調整方法を教え犯行をほう助したとして)風俗営業法違反の疑いで書類送検されており、こうしたケースは全国初の出来事だった。

宮城県仙台市のパチンコ店『アポロの泉』の社長らが「くぎ曲げ」の疑いなどで書類送検される、合わせて「くぎ学校」の運営者も

12月のグランドオープンラッシュに先駆けて、11月中にも複数ホールが新たに誕生している。その中で最も注目を集めたのがアンダーツリーグループの『グランキコーナ相模原店』だろう。同店は国道16号線沿いで、小田急線「町田駅」や「相模大野駅」から直線距離で3キロほど離れた場所に出店。ホームページなどでは「相模原最大」と大きくアピールされていたものである。

11月11日にグランドオープンした巨艦パチンコホール『グランキコーナ相模原店』が大盛況の船出

そして11月21日からはいよいよスマスロの稼働が開始されている。まずは「ヴァルヴレイヴ」「バキ」「リノヘブン」の3機種からスタートを切った。懸念されていたような設備系のトラブルも特に聞かれず、空き台対応なども各店が工夫を凝らすことで混乱は無かったように思う。

「PIA」や「ガーデン」などで大量導入が目に付き、「ヴァルヴレイヴ」の一撃性なども大いに話題となったものだ。「リノヘブン」はいまいち振るわなかったものの、総じて悪くない初動だったといえるだろう。そんな中、スマスロだけ別メーカーのユニットを採用したことで既存の会員カードが使用できないようなホールも出ていた。

スマスロだけ別メーカーのユニットを採用したため貯玉も出来ない、東京都立川市のパチンコ店『楽園立川店』はそれでも最速・大量導入に踏み切った

こうして(旧規則機の撤去期限を迎えた)2022年は、同時にスマート遊技機の設置元年ともなっている。希望数通りのユニットを手配出来なかったホールも多く、多額の投資費用がかかったこともあって、店舗間の格差はますます広がりを見せつつあった。12月期編へ続く。


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