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【レポート】「沖ドキ!」コーナーの異様な盛り上がり ~愛知県の「沖ドキ!」設置店を視察

2021年3月24日

2021年1月に撤去期限を迎えたものの、一部の店舗が継続設置している「沖ドキ!‐30」。弊社データベース「新ピーサーチ」の3月17日時点の集計によると設置台数は12都府県4331台。都道府県別で見ると愛知県が最も多く48店舗-1923台。2番目に多い茨城県が33店舗-1090台であり約2倍の差がある。

【関連リンク】全体のおよそ1割が残存 ~何かと話題となっている「沖ドキ!」の設置台数を調べてみた

愛知県には100台を超える「沖ドキ!‐30」を設置・稼働させている店舗も複数存在しており、その多くがコンコルドグループ(本社・愛知県半田市)の運営店舗となっている。

コンコルドグループは愛知県、岐阜県に15店舗のパチンコホールを運営するチェーン企業。系列チェーン店において続々と「沖ドキ!‐30」を再設置させており、各店舗のホームページを見ると、『メガコンコルド1020刈谷知立店』(愛知県知立市)をのぞく14店舗で「沖ドキ!‐30」の設置が確認できる。なお、最多設置店は『MEGAコンコルド1177大口41号通り店』(愛知県丹羽郡)で138台となっている。

編集部では3月19日午後、同グループが運営する『メガコンコルド1220みなと23号通り店』(名古屋市港区)を視察した。

『メガコンコルド1220みなと23号通り店』

「沖ドキ!」依存の店舗運営

同店は名古屋市、豊田市など伊勢湾岸を周回する幹線道路「国道23号線」沿いに立地するロードサイド型店舗で、設置台数は4円パチンコ459台、1円パチンコ235台、1000円46枚パチスロ484台の計1198台。

視察時(15時頃)の全体稼働率は約3割。しかし、「沖ドキ!‐30」に限ってみると9割近い稼働率(98台中86人。2台が稼働停止中)で、立ち見客こそいなかったものの、コース内には空き台を求めてウロウロしている客が数人いる状況だった。パチスロコーナー全体の客数は151人であり、実に半数以上の客が「沖ドキ!‐30」を遊技していたことになる。

ちなみに、他のパチンコホールが「沖ドキ!‐30」の代替機として多数導入した「沖ドキ!2‐30」や「南国育ち30」といった30パイAT機はなく(※視察時)、「沖ドキ!‐30」以外の30パイ機として「ハナハナ」シリーズが計80台設置されていたが客付きは数人程度。「沖ドキ!」コーナーだけ盛り上がっている様子は異様に映ったものだ。

店内販促は「沖ドキ!‐30」を大々的にアピールするものはなく、「沖ドキ!‐30」が設置されていること以外はいたって普通の店舗という印象。「沖ドキ!‐30」を遊技していた客層を見ても、若年層~中年層男性を中心に、年配層、女性客の姿も多く見られ、ヘビー層がこぞって遊技しにきているという雰囲気ではなかった。また、駐車場に停められた車を確認したところ県外ナンバーの車は少なく、「沖ドキ!」効果で広範囲から集客しているという状況はうかがえなかった。愛知県内には同機を設置するパチンコホールがほかにも47店舗あるため、当然と言えば当然か。

「沖ドキ!」が撤去されれば、、、

『メガコンコルド』から国道23号線をはさんで数100mの場所に『KEIZ港店』(運営・平成観光)が営業している。

同店は、4円パチンコ648台、1円パチンコ216台、1000円46枚パチスロ528台の計1392台の巨艦店。同店においても200台規模の30パイコーナーを設置しているが、もちろん「沖ドキ!‐30」はなく、「ハナハナ」シリーズをはじめ「南国育ち30」「沖ドキ!2‐30」という品揃えで差別化を図るも、30パイコーナーの客付きは3割弱と苦戦している様子がうかがえた。

『KEIZ港店』

ただそんな状況においても、『ジャグラー』シリーズに力を入れたり、パチスロフロアを加熱式たばこプレイエリアとするなど様々な施策でこの苦境を乗り越えようとする姿勢が伝わってきた。

視察時におけるこの2店舗のパチスロの客数はほぼ同じ。『KEIZ』が設置台数で上回っているぶん稼働率は劣るものの、『メガコンコルド』は完全に「沖ドキ!‐30」頼みの店舗運営を行っているため、いずれ撤去となる同機種がなくなればこのパワーバランスが崩れる可能性は高いと感じた。

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