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【レポート】店舗により異なる遊技客の選択 ~都内パチンコ店における新規則機比率と稼働率の関係

『新宿アラジン』

21世紀会における本年5月7日の決議によって旧規則機の撤去期限が再延長されたが、いずれは新規則機のみで他のホールと競合していかなければならない。コロナ禍で集客減が続くなか、決議に関係なく積極的にすすめ、収益構造の改善にいち早く取り組んでいくべきか。

今回は通常貸しにおける新規則機比率を踏まえ、「上野駅」および「新宿駅」周辺に位置する一部のパチンコ店で6月1日に稼働調査をおこなった。

パチンコ稼働率は新規則機が優勢

全国のホール(カバー率91.5%)を調査対象とした本年6月3日時点の新規則機比率はパチンコが平均68.36%であり、パチスロは同54.54%となっている(【レポート】目標遠く、5月末時点の新規則機比率は62.91%)。これをひとつの基準とした場合、今回の稼働調査では『サイバースパーク上野店』がパチンコとパチスロの両種別で平均値を下回り、パチスロにかぎっては『ベガスベガス新宿東南口店』以外のホールが平均値に届いていない。

新宿駅の南側周辺で競合するホールだけでみると、パチンコ新規則機への移行は『新宿アラジン』のほうがよりすすんでいるように受け止められるが、同ホールは通常貸し専門店であり、『ベガスベガス』の通常貸しパチンコも新規規則機比率は8割を超えている。

▼東京都「新宿駅」周辺店の稼働状況

ただ、通常貸しパチンコに限定した両ホールの稼働率では『新宿アラジン』の優位性が明らか。同ホールに設置された10台以上のパチンコ新規則機は10機種を数え、「源さん超韋駄天」については58台におよぶ。対する『ベガスベガス』は10台以上のパチンコ新規則機は3機種‐計40台に留まった。すなわちバラエティー重視の戦略だ。

通常貸しパチンコの客付きを新規則機と旧規則機に区別すると、『ベガスベガス』は39人のうち33人が新規則機、『アラジン』では170人のうち150人が新規則機を選んでいた。

さらに通常貸しパチスロも両ホールのあいだで稼働率に大きな差がみられるが、低貸しを除いた『ベガスベガス』の新規則機比率は4割台前半で『アラジン』とほぼ同じ。通常貸しパチスロにおける客付きの内容をみると、『ベガス』は58人のうち22人が旧規則機、『アラジン』でも119人のうち81人が旧規則機を選んでおり、こちらの傾向はパチンコと大きく異なった。

『ベガスベガス新宿東南口店』

パチスロ新規則機の支持が高い店舗も

「上野駅」の調査対象ホールも冒頭で述べた『サイバースパーク』を除き、パチンコの新規則機比率が全国の平均を超えている。

▼東京都「上野駅」周辺店の稼働状況

全体稼働率1位の『エスパス日拓上野新館』における通常貸しパチンコの主力は「北斗無双」51台、「超韋駄天」45台などとなっており、新規則機「海」シリーズの設置台数は合計で26台。通常貸しパチンコ全体では新規則機が69.6%を占める。客付きの内訳は98人中55人が旧規則機を選び、客層の違いもあってかほかのホールとは対照的な傾向を示したが、パチスロの通常貸しは66人中47人が旧規則機を選び、他ホールと同じ傾向を示していた。

また、新規則機比率が低い『サイバースパーク』の通常貸しパチンコに合計で10台を超える新規則機はなく、「ジューシーハニー3」の8台が最多数。それでいて61人の客のうち、57人が新規則機を選び、新規則機比率が22.3%に留まる通常貸しパチスロについては21人中17人が旧規則機を選んでいたが、『PIA上野』と『オリパサインペリアル上野本館』では7割近い客が新規則機の通常貸しパチスロを選択していた。

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