群馬県を中心にパチンコホールを全国展開するNEXUSグループ(本社・群馬県高崎市)のNEXUSフェンシングクラブに所属する見延和靖選手が、カイロ(エジプト)で開催された、フェンシング世界選手権カイロ大会男子エペ個人戦にて、銀メダルを獲得した。男子エペの世界選手権における日本選手のメダル獲得は史上初となる。
今大会を世界ランク18位で迎えた見延選手は、ベスト16、準々決勝で日本対決を1本勝負で下すと、準決勝では世界ランク6位のREIZLIN選手(ウクライナ)に13対12で勝利。そして、決勝では東京2020オリンピック金メダリストで世界ランク1位のCANNONE選手(フランス)に12対15で惜敗するも、見事銀メダルを手にした。
見延選手は「日本人対決の接戦を勝ち抜き、誰が獲ってもおかしくないメダルだった。だからこそ、最後まで勝ち切ることが出来ず、日本の強さを証明出来なかったことが非常に悔しい。この悔しさを噛み締め、団体戦ではチーム一丸となって金メダルを勝ち取りたい」と、団体戦に向け気持ちを切り替えていた。