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スマート遊技機専用カードユニットなどパチンコホール向け製品の販売が好調に推移、ダイコク電機2024年3月期第1四半期決算は増収増益

ダイコク電機は10日、2024年3月期第1四半期の連結決算を発表した。それによると、売上高159億6500万円(前年同期比プラス174.4%)、営業利益48億3700万円(前年同期は営業利益2億2700万円)、経常利益48億5500万円(前年同期は経常利益3億600万円)、純利益33億6900万円(前年同期は純利益1億9100万円)。スマート遊技機導入によるパチンコホール企業の活発な設備投資需要を背景にパチンコホール向け製品等の販売が好調に推移し、大幅な増収増益を達成した。

情報システム事業においては、スマート遊技機専用を含むカードユニット「VEGASIA」、情報公開端末「REVOLA」、「BiGMO PREMIUM」といったパチンコホール向け製品の販売台数が好調に推移。また、スマート遊技機登場による市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの加盟店舗数が増加したこともあり、サービスの売上高も前年同期を上回った。その結果、同事業における売上高は149億1300万円(前年同期比プラス255.1%)、セグメント利益は53億500万円(同プラス748.2%)と大幅な増収増益となった。

アミューズメント事業(旧制御システム事業)においては、パチンコ機向けの表示ユニット及び制御ユニット販売、部品販売ともに、前年同期を下回り、売上高10億5200万円(前年同期比マイナス35.1%)、セグメント損失3400万円(前年同期はセグメント損失3200万円)となった。

なお、通期の連結業績予想については下期以降の遊技機販売動向が未確定のため据え置き、売上高380億円、営業利益42億円、経常利益43億5000万円、当期純利益30億円を見込む。


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