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【パチンコ経営企業分析】遊技機設置台数は前年比106%、パチスロだけでなくパチンコにも積極的な投資を行っている ~「キング観光グループ」の店舗数・台数推移

今回は東海地方を中心に25店舗のパチンコホールを運営している「キング観光グループ」の店舗数・台数推移をみていく。

「キング観光グループグループ」は1,000台以上の超大型店舗が半数以上の14店舗もあり、1店舗あたりの平均設置台数も947.6台と非常に大きい。2023年末と2022年末における店舗数・台数比較をすると下表の通りとなる。

キング観光グループグループ店舗数推移
23/12 22/12 差分 増加 減少
店舗数 25 24 +1 1 0

※増加は「新店」・「長期休業明けリニューアルオープン」・「事業継承による取得した店舗」を含む
※減少は「閉店」だけでなく、「休業中」・「改装中」に変更した店舗を含む

キング観光グループ台数推移
2023年 2022年 差分 比率
P通常貸玉 8,812 9,227 ▲415 95.5%
P低貸玉 4,924 4,399 +525 111.9%
S通常貸玉 8,757 7,565 +1,192 115.8%
S低貸玉 1,126 1,079 +47 104.4%
全体 23,619 22,270 +1,349 106.1%

※設置台数は公開されている貸玉別の台数の合計値

このように2023年において、営業店舗数はM&Aで取得した『キング観光サウザンド桑名サンシパーク(1,228台)』が増加。設置台数を見ていくと、全体では2022年12月と比較すると106.1%となっているが、内訳を見ていくとパチンコ通常貸玉のみ2022年12月よりも減少していた。その一方でパチスロ通常貸玉の設置台数は大幅に増加していることから、2023年はパチスロに注力した様子がうかがえる。

続いて新台(※)の導入状況を見ていく。

新台に関しては、パチンコ・パチスロともに2022年よりも増加しているもののその差はわずかであった。

キング観光グループ新台導入推移
2023年 2022年 差分
パチンコ 9,789 9,759 +30
パチスロ 6,307 6,057 +250
全体 16,096 15,816 +280

※新台は導入日から4週以内に導入したもののみとする

そのため、直近(2023年7月~2023年12月の6カ月間の評価)および前年(2022年7月~2022年12月の6カ月間の評価)の新台導入評価を比較しても、「S」ランク店舗はほとんど変わらなかった。1,000台以上の超大型店舗を中心に新台を導入していったものと思われる。

キング観光グループグループ新台導入評価
パチンコ パチスロ
2023年 9 7 10 5
2022年 9 4 11 5

最後に、資産価値額を見ていく。

パチンコ・パチスロともに平均値を10万円以上上回っており、機種構成に対する高い意識が感じられた。

パチンコパチスロ

キング観光グループ資産価値
キング観光グループ 303,142 406,325
平均 191,375 283,983
差分 +111,767 +122,343

台数構成を見るとパチスロを重視したように見受けられたが、新台導入状況や資産価値額から、パチスロだけでなくパチンコにも積極的な投資を行っている印象を受けた「キング観光グループ」であった。


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