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スマート遊技機導入が追い風に、パチンコホール向け製品の販売が好調 ~ダイコク電機2024年3月期第3四半期決算

ダイコク電機は13日、2024年3月期第3四半期決算を発表。それによると売上高438億4900万円(前年同期比プラス88.3%)、営業利益116億6400万円(同プラス195.4%)、経常利益117億3100万円(同プラス183.1%)、純利益81億7400万円(同プラス188.6%)となった。

情報システム事業は、スマート遊技機導入による活発な設備投資需要が継続するなか、パチンコホール向け製品等の販売台数が好調に推移したことに加えて、市場変化への対応に関連したMIRAIGATEサービスの加盟店舗数が増加。その結果、売上高408億6500万円(前年同期比プラス112.6%)、セグメント利益113億3600万円(同プラス185.8%)で増収増益。

一方、アミューズメント事業は市場全体のパチンコ機販売台数が減少した影響もあり、遊技機向けの表示ユニット及び制御ユニット販売、部品販売ともに前年同期を下回り、売上高29億9900万円(前年同期比マイナス26.3%)、セグメント損失2億6800万円(前年同期はセグメント利益4億400万円)に留まった。

また同日、2024年3月期通期の連結業績予想の修正を発表。修正後の業績予想は、売上高535億円(前回発表予想数値比プラス25億円)、営業利益117億円(同プラス12億円)、経常利益118億円(同プラス12億円)、純利益82億円(同プラス10億円)。修正理由は、今年7月の新紙幣発行によるカードユニット等の設備更新需要もあり、前回発表予想を上回る見込みとなったためとしている。


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