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平和、2016年3月期決算短信を発表 ~パチスロの販売台数が増加

平和は11日、2016年3月期決算短信[日本基準](連結)を発表した。遊技機事業では、パチンコの販売台数が前期比1万7487台減の23万4616台にとどまった一方で、パチスロの販売台数は前期比2万1234台増の11万3997台。業績に大きく寄与した。

 

2016年3月期の連結経営成績は売上高2149億5400万円(対前期増減率プラス8.2%)、営業利益389億6700万円(同マイナス9.1%)、経常利益374億4400万円(同マイナス11.0%)、当期純利益281億4300万円(同プラス7.3%)。

 

遊技機事業単体では、売上高1353億8800万円(対前期増減率プラス11.5%)、営業利益300億8800万円(同マイナス12.3%)で、第2四半期に「CRルパン三世 I’m a super hero」の専用筐体を、第3四半期には「パチスロ ルパン三世ロイヤルロード 金海に染まる黄金神殿」の専用筐体を投入したため、売上総利益率が42.8%(対前期増減率マイナス6.7ポイント)と低下した。

 

パチンコの主要なタイトル別の販売台数は、「CR麻雀物語2 めざせ!雀ドル決定戦!」2万1513台、「CRキャッツ・アイ」2万3320台、「CRルパン三世 I’m a super hero」12万8335台。パチスロの主要なタイトル別の販売台数は、「デビルサバイバー2 最後の7日間」2万4829台、「パチスロ ルパン三世ロイヤルロード 金海に染まる黄金神殿」3万8944台、「戦国乙女2 深淵に輝く気高き将星」1万9993台。

 

ゴルフ事業では、好天と暖冬により来場者数が前期を上回り、2014年以降に取得したゴルフ場が好調に推移。また会員権募集が功を奏し、会員関連売上が伸長したことで、対前期比で増収増益となった。

 

2017年3月期通期の連結業績予想は、売上高2052億円(対前期増減率マイナス4.5%)、営業利益390億円(同プラス0.1%)、経常利益377億円(同プラス0.7%)、当期純利益300億円(同プラス6.6%)と、遊技機事業での売上高減少を見込み、全体で減収と予想。営業利益も0.1%増とほぼ横ばいと予想。また2017年3月期の販売計画では、パチンコ23万台(対前期差異マイナス4000台)、発売機種8(同プラス1)、パチスロ11万台(対前期差異マイナス3000台)、発売機種7(同プラス2)を予定。

 

[2016年5月16日・日刊遊技情報]

 

株式会社平和

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